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Sunday, February 28, 2021

古風に見える? 実はガジェット収納も得意な本革ブリーフケースを使ってみた - ギズモード・ジャパン

juraganluempang.blogspot.com

こちらは、メディアジーンコマースチームからの記事です。

ライフハッカー[日本版]からの転載

機能も充実のクラシカルブリーフ。

バックパック人気も冷めやらぬところですが、一方でビシッと決めたい時にはブリーフケースを愛用する方もまだまだ多いのでは? そんな皆さんに今回は「Evoonビジネスバッグ」をご紹介。

姉妹サイトmachi-yaでキャンペーン中のところ、サンプルをお借りできたので実際に使ってみた感想をお届けします。

クラシカルなデザインながら、ガジェット収納など今どきのビジネスシーンにも使いやすい機能がつまった本革ブリーフケースとなっていましたよ!

フルグレインレザーの味わい

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Photo: Haruki Matsumoto

「Evoonビジネスバッグ」は王道デザインのブリーフケース。

品質や耐久性もあるフルグレインレザーを採用し、柔らさと大人っぽさが同居した印象だと感じました。

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Photo: Haruki Matsumoto

本革ならではの表情があり、経年変化も楽しめそうなのでメンテナンスしながら、自分好みの仕上げていきたいですね。

耐久性や軽量性といったナイロン主体の製品のメリットもありますが、レザー製品には独特の上質さや雰囲気があるのでシーンに合わせて使い分けられるとよりスマートかと思います。

整理が楽になる設計

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Photo: Haruki Matsumoto

メインコンパートメントに筆者の荷物を収納してみたところがこちら。

しっかりとマチがあり形が崩れにくいデザインなので、A4サイズの書類やノートパソコン(16インチまで対応)など日常のビジネスシーンに必要な物はしっかりと収納できました

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Photo: Haruki Matsumoto

高さもほどよくあり、筆者所有のタンブラーや折り畳み傘もそのまま縦に収納できたのは嬉しいポイントでした。

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Photo: Haruki Matsumoto

フロント収納部の両面にペンホルダーやポケットがズラリと配され、スマホやパスケースから、モバイルバッテリーなどバッグの中で散乱しがちな小物類が手軽に整理できました。

こちらのオーガナイザーはマチが少ないので分厚いものは若干入れにくいのですが、180度開閉式で一覧性も高いので筆者的には高評価ポイントでした!

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Photo: Haruki Matsumoto

特にケーブルオーガナイザーがお気に入りポイント。

USB Type-Cに集約されつつあるもののまだ2-3本は必要なことが多いので、見やすく、また絡まらない収納が標準装備なのは良いと思いました。

その他便利機能も

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Photo: Haruki Matsumoto

付属ストラップで持ち運びしやすいショルダーバッグスタイルにも変身できるため、荷物が重い時や、自転車に乗る際などにはありがたい機能です。

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Photo: Haruki Matsumoto

バッグ背面にはスーツケースにキャリーオンできるバンドが設置されているのも地味ながら便利なポイント。

昨今はコロナ禍の影響で出張などの機会も減りましたが、こういった機能を見ているとまた各地に出向ける日が待ち遠しい限りですね。

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Image: Image: Gerbera Corporation

今回お借りしたのはブラウンのサンプルでしたが、より精悍な印象のブラックも用意されています。

気持ちカジュアルさの残るブラウンも良いですが、フォーマル加減がアップする黒も捨てがたいですね。


本革の雰囲気と充実の収納機能を兼ね備えたブリーフケース「Evoonビジネスバッグ」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにてキャンペーンを実施中。執筆時点では数量限定のコースが15%OFFの29,733円(税・送料込)からオーダーが可能となっていましたよ。

フォーマルな雰囲気によく合うビジネスバッグをお探しの方は、ぜひ以下のリンクから詳細をチェックしてみてください。

>>充実収納でビジネスシーンをスマートにこなす!本革製「Evoonビジネスバッグ」

Source: machi-ya

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ステーキも焼き魚も、ベストな焼き上がりをスマホが教えてくれるスマートグリル - GIZMODO JAPAN

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理系の調理器具ってワクワクしませんか?

外食のステーキってなんだか高い気がする。かといって、スーパーや肉屋で買った塊肉を焼くと失敗しちゃってジューシー感が台無しになっちゃう。そういうお悩みを持つ皆さまにお届けしたいのが、こちらの「Weber Pulse 1000」です。IoTの技術を使ったスマートグリルです。

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Image: PR TIMES

最大電力1300Wという大パワーで316度もの温度でグリルできるほか、グリル庫内の温度を常にチェックして、指定した温度をキープ可能。さらにはアプリが適切な調理手順を教えてくれるし、現在の焼き加減もアプリ経由で伝えてくれるからミスなく焼けるというメリットがあります。

アプリをインストールしてみたのですが、手順を教えてくれるメニューを見るにはグリルとのペアリングが必要なため詳細はわからず。しかしWeber Pulse 1000は、バーベキューグリルメーカーとして世界シェアNo.1のアメリカ企業ウェーバーの新作です。BBQのプロたちが心血注いで作り上げたスマートグリルです。

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Image: PR TIMES

...あるでしょ!1ポンド超えの塊肉とかボーンステーキをパーフェクトに焼き上げられるメニューが!

外側はメイラード反応でカリッとさせつつ香りの爆弾、内側はなめらかなレアも、肉汁いっぱいのウェルダンも選べちゃう。そんなメニューがあるはずですよアメリカ製だったら! あとピザ。ピッツァじゃなくて、ピザ。スーパーで売ってるチルドピザも、めっちゃチーズとろとろに焼き上げてくれるんじゃないか。そんな期待を持ちたくなります。

気になるお値段は5万9990円(税別)。AC100Vで300度超えの電気グリルってそうそうないから、その時点でこれは価値ある1品とみましたよ。

ウェーバー(Weber) バーベキュー コンロ PULSE 1000 プローブ2本入り 電気 スマートデバイス BBQ グリル 蓋付き キャンプ 卓上 81012013 【アマゾン限定 / 5年保証】

Source: PR TIMES

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真のポータブル性能! 15インチの極薄ゲーミングラップトップ「Stealth 15M」レビュー - ギズモード・ジャパン

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出先でもパワフルゲーミング体験!

MSIといえば、パワフルなゲーミングラップトップのメーカーとして知られていますが、ポータブルな特性を生かした、すばらしいモデルがリリースされましたよ。15インチサイズのゲーミングラップトップで、今年発売されたばかりの「Stealth 15M」は、最薄モデルであるだけでなく、144Hzの高いリフレッシュレートのスクリーンとロングバッテリーの性能が優れています。これなら外出しても、納得のゲームプレイを継続できそうですね。

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Photo: Sam Rutherford(Gizmodo US)

MSIのラップトップは、とにかく存在感あふれるブラックやレッドカラーが特徴的でした。でも、Stealth 15Mのデザインは、そこまで自己主張が強くはありません。マット仕上げのカーボングレーアルミボディまたはプレミアムカラーのホワイトモデルが用意されており、ブラックとゴールドで光る独特のロゴではなく、おとなしいロゴに収まりました。

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Photo: Sam Rutherford(Gizmodo US)

ポートの装備も絶妙です。Thunderbolt 4をサポートするUSB-Cポートが1個、USB-A 3.2ポートが2個、フルサイズのHDMIポートが2個に、3.5mmのヘッドフォンジャック、両サイドにmicroSDカードスロットが備わっています。Dell(デル)の「XPS 15」よりも軽量かつ薄型ながら、十分に使える仕様でしょう。

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MSI Stealth 15M

これは何?:超薄型のゲーミングラップトップ

価格:1500ドル(今回レビューしたモデルは1550ドル)

好きなところ:超薄型デザイン、144Hzディスプレイ、ポート類が充実、USB-Cからの充電対応、明るいRGBキーボード

好きじゃないところ:やや暗めのスクリーン、ディスプレイ下部のベゼルが大きい、ファンがうるさい、MSIの通常のラップトップよりはカスタマイズ性が低い、720pのウェブカメラは低性能

Stealth 15Mを開くと、その最大の強味でもあり、弱味でもあるディスプレイが顔を出します。高いリフレッシュレートを求めるディスプレイのトレンドに乗り、MSIは、1920×1080ピクセルの解像度で、144Hzのディスプレイのモデルを、1モデルを除く全ラインナップにそろえました。高速描画性能を求めるゲーマーにとっては、最高のアピールポイントとなることでしょうね。

とはいえ、250ニットの明るさでレビューしてみましたが、やや暗めに感じてしまいました。300ニット以上はほしかったところでしょうか。暗すぎて不満を覚えるというほどではないものの、外でゲームをするというユーザーであれば、4Kディスプレイで500ニット近いXPS 15に比べると、物足りなく感じてしまうかもしれません。

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Photo: Sam Rutherford(Gizmodo US)

別のポイントとしては、Stealth 15Mが、反射低減マット液晶を採用している点があります。最近は光沢液晶ディスプレイのほうが一般的なので、色の映え方が異なるように思え、Stealth 15Mのディスプレイに注文をつけたくなる人も出てくるでしょう。とはいえ、その利点としては、反射が抑えられて、よりゲームに集中できます。個人的にはマット液晶とゲーミングラップトップの相性はよいように思えますが。

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Photo: Sam Rutherford(Gizmodo US)

落ち着いたダークグレイのキーボードデザインではありますが、カラフルなRGBキーボードで目立たせることは可能です。キーボードの打ち心地はよく、Dragon Centerの「Mystic Light」タブで、いろいろとカスタマイズできますよ。

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Photo: Sam Rutherford(Gizmodo US)

キーボードの下には、反応速度に優れて正確な動作が特徴的な、トラックパッドが備わっています。ただ全体のボディサイズからすれば、もう少し大きなサイズのトラックパッドにしてくれてもよかったのにと、個人的には感じます。

もう少し不満点を挙げておきましょう。2021年モデルのラップトップにしては、ディスプレイ下部のベゼル時代遅れに思えますね。もっと極薄ベゼルにしろとまではいわないものの、もう少し薄くしてもよかったのでは? ある程度のベゼルは、ゲーム操作時にディスプレイの下のほうが見えづらくならないように助けてくれますけど。

デフォルトの設定だと、Stealth 15Mのファンは、音がうるさいでしょう。最初はほどよい音に聞こえても、ゲームを起動した瞬間、まるでジェットエンジンが作動したように驚かされます。Dragon Centerの設定から、ファンの動作スピードを調整できるので、インターネットを閲覧するくらいなら、サイレントモードに設定しておくといいでしょうね。しかしながら、最高のパフォーマンスが必要なときは、ファンの激しいノイズ音を我慢するしかありません。

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Photo: Sam Rutherford(Gizmodo US)

MSIのラップトップは、ウェブカメラ弱点があって、近年はフルHD対応のスペックを備えるように努めてきました。残念ながら、この流れに反し、Stealth 15Mのウェブカメラは、720pどまりとなっています。かなり明るい部屋のなかでも、ノイズの目立つ映像にしかなりません。Zoomやストリーミング配信に使えないわけではありませんが、画質を気にする人は、別の外付けカメラを用意したほうがよいでしょう。

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Photo: Sam Rutherford(Gizmodo US)

とはいえ、Stealth 15Mの最大のメリットは、XPS 15より30%ほど高いグラフィックス性能を、このコンパクトサイズのままで実現していることにあります。Stealth 15Mは、新たなIntelCore i7-1185G7チップをCPUに、NvidiaRTX 2060 Max-QをGPUに採用。XPS 15には、GTX 1650 Tiカードしか搭載されていません。このアドバンテージは、ゲームプレイ時に本領を発揮し、1920×1080ピクセル表示にウルトラモードの設定で、Stealth 15Mでは、Far Cry 5をプレイ中に77fpsを達成。一方のXPS 15は、54fpsどまりでした。また、1920×1080ピクセル表示にハイエストモードの設定で、Stealth 15Mでは、Shadow of the Tomb Raiderをプレイ中に70fpsを達成しています。一方のXPS 15では、53fpsどまり。もちろん、よりかさばるMSIの「GP66」ゲーミングラップトップには、さらに強力なRTX 3070や3080のビデオカードが備わっているため、これを上回るパフォーマンスは珍しくありません。でも、Stealth 15Mは、超薄型デザインで、なおかつここまでパワフル性能という点がすばらしいです。

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Photo: Sam Rutherford(Gizmodo US)

Stealth 15Mは、パワフルなGPUを採用しつつも、バッテリー寿命7時間59分の連続使用が可能でした。GPUが劣るXPS 15は、8時間28分と、わずかに30分を上回るバッテリー寿命です。なお、専用の電源アダプターのみならず、Stealth 15Mは、USB-Cポートからの充電にも対応。さすがに150Wの高速充電はできませんけど、外出先で重宝する機能となるでしょう。

ゲーミングラップトップの大半は、それを持ち運んでまで使いたくはなりません。しかしながら、Stealth 15Mは、真にポータブルなゲーミングラップトップと評されます。それでいて、パフォーマンスは犠牲にされておらず、バッテリーの持ちも魅力的です。きっとMSIは、将来のモデルチェンジで、さらなるStealth 15Mの改良を図ってくることでしょう。でも、現状においても、ウェブカメラの弱点を横に置けば、十分におすすめできます。もしあと250ドルから300ドルほど出しても構わないのであれば、かさばるゲーミングラップトップとしては、15インチサイズなら、先に挙げたMSIのGP66や「Razer Blade 15」などを購入することができます。そこまでグラフィックス性能にこだわらなくてよければ、家でも外でも使えるゲーミングラップトップとして、Stealth 15Mは最良の選択肢ですよ。

まとめ

・3.7ポンド(約1.68kg)の重量かつ0.62インチ(約1.57cm)の薄さで、Stealth 15Mは、XPS 15よりも軽量かつ小型に仕上がっています。

・Stealth 15Mのファンの動作スピードは、設定で抑えられるものの、いざフル稼働となると本当にうるさいです。

カーボングレーホワイトの2色のデザインが用意されており、ホワイトモデルのほうが高額になります。

・Stealth 15Mは、USB-Cケーブルでも充電可能ですが、高速充電には専用の電源アダプターが必須です。

・内蔵のウェブカメラの性能が気になる人には、Stealth 15Mはおすすめできません。

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「チームラボボーダレス」(東京・お台場)が【春】限定の作品空間に。桜色に輝くランプや10万本の巨大な菜の花など春の景色が登場。3月1日から。 - PR TIMES

juraganluempang.blogspot.com

「呼応するランプの森」には、3月から4月にかけて、ランプが桜色に輝く「呼応するランプの森 – ワンストローク、桜」と、山吹、裏山吹、青山吹、花山吹、桃の5色でランプが輝く「呼応するランプの森 – ワンストローク、春の野山」が登場します。

10万本まで増殖し、一斉に散り朽ちていく巨大な花「増殖する無量の生命 - A Whole Year per Year」には、菜の花(3-4月)や牡丹(4月)が登場します。来場者が触ると、花の方から倒れかかるように折れ曲がり、朽ちていき、そしてまた新しい花々が生まれます。10万本の花々が一斉に散る時、一面が散りゆく花びらで覆われ、朽ちていく姿が最も華やかで美しい瞬間です。

悠久の里山の景色を描いている作品「地形の記憶」は、日本の四季にあわせて景色が変化しており、3月から4月の期間は、桜、菜の花、ラベンダーなどの春の花々に加え、棚田や藤棚、川とフナなどの春の景色が広がります。人々が作品内を動き回ることで、川やフナ、花びらの動きが変化していきます。
 
会場内のティーハウス「EN TEA HOUSE 幻花亭」はお茶をテーマにした作品空間で、お茶と凍結玉緑茶(玉緑茶のアイスクリーム)に季節の花々が咲き続ける無限の世界をそのまま召し上がれるティーハウスです。3月には菜の花、4月には桜など、春の花々が登場します。花々は茶がある限り無限に咲き続けます。また、凍結玉緑茶から茶の木が生え茂っていく作品「茶の木」には白い蝶が止まります。
さらに、3月下旬からは、優しい甘みと芳ばしさが香る、ノンカフェインの六条麦茶ラテが新たなメニューとして登場いたします。六条麦茶ラテは、国産の六条麦茶と低脂肪乳に香川産の和三盆を加えた特別な一杯です。

チームラボボーダレス: https://borderless.teamlab.art/jp/

【季節とともに変化する作品】
呼応するランプの森 - ワンストローク、桜 / Forest of Resonating Lamps - One Stroke, Cherry Blossoms
teamLab, 2019, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://www.teamlab.art/jp/w/forest_of_resonating_lamps_cherryblossoms/
映像: https://youtu.be/fTAUtiUT6lI

近代以前、日本では「かさねのいろめ」という、表の色と裏の色の組み合わせ(当時の絹は薄かったので裏地が透けたため複雑な色彩となった)や、重なる色彩のグラデーション、織りの縦糸と横糸の組み合わせなど、複雑な色彩に、季節の色の名前がついていた。
表と裏の色の組み合わせからなる「かさねのいろめ」を、ランプが強く輝いている時と輝きが弱くなった時に当てはめ、春の「かさねのいろめ」である、桜(さくら)の1色でランプは輝きます。

人がランプの近くで立ち止まり、じっとしていると、最も近いランプが強く輝き音色を響かせ、その光は、最も近い2つのランプに伝播する。伝播した光は、同じように音色を響かせながら、最も近いランプに伝播し連続していく。伝播していく光は、必ず、全てのランプを1度だけ輝かせ、必ずはじめのランプに戻ってくる。つまり、人に呼応したランプの光は、2つに分かれ、それぞれ全てのランプを1度だけ通る1本の光のラインとなり、最後に、起点となった最初のランプで出会う。

一見バラバラに配置されたランプは、それぞれのランプから3次元上で最も距離が近いランプに線を引いたときに、(始点と終点が同じの)一筆書きできる1本のつながった線(unicursal)になるように配置されている。ランプがこのように配置されることによって、人に呼応したランプの光は、最も近いランプに伝播しているだけにも関わらず、一筆書きのように全てのランプを必ず通り、そして必ず1度だけしか通らず、最後に、起点となった最初のランプに戻ってくる。

ランプの配置に関しては、空間上のランプの配置を数学的に求め、ランプの高さ方向の分布のばらつきと、3次元的な経路(光の軌跡)のなめらかさを定量化し、多数の解に対して評価を行った。

このようなプロセスによって生まれたランプの配置は、一見ランダムのように見えるが、実際は、物理的に一番近いものに光が連続していくため、自然に感じる。そして、ランプの光の軌跡は1本線でつながっているため、自分から生まれた光と、他者から生まれた光は、必ず交わる。
これは、空間が固定化されていることを前提とした静的な美しさではなく、人々がこのランプに近づくことによって生まれる動的な美しさ、連続性の美しさとも言える。それは、人の存在による空間の変化や動きを受け入れた新しい時代の空間のありようである。

ランプシェードは、ムラーノ・ガラス(ベネチアン・グラス)で制作した。

呼応するランプの森 - ワンストローク、春の野山 / Forest of Resonating Lamps - One Stroke, Spring Mountain Fields
teamLab, 2019, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

作品:https://www.teamlab.art/jp/w/forest_of_resonating_lamps_springmountainfields/
映像:https://youtu.be/XN9rP59lWWg

近代以前、日本では「かさねのいろめ」という、表の色と裏の色の組み合わせ(当時の絹は薄かったので裏地が透けたため複雑な色彩となった)や、重なる色彩のグラデーション、織りの縦糸と横糸の組み合わせなど、複雑な色彩に、季節の色の名前がついていた。
表と裏の色の組み合わせからなる「かさねのいろめ」を、ランプが強く輝いている時と輝きが弱くなった時に当てはめ、春の「かさねのいろめ」である、山吹(やまぶき)、裏山吹(うらやまぶき)、青山吹(あおやまぶき)、花山吹(はなやまぶき)、桃(もも)の5色でランプは輝きます。

人がランプの近くで立ち止まり、じっとしていると、最も近いランプが強く輝き音色を響かせ、その光は、最も近い2つのランプに伝播する。伝播した光は、同じように音色を響かせながら、最も近いランプに伝播し連続していく。伝播していく光は、必ず、全てのランプを1度だけ輝かせ、必ずはじめのランプに戻ってくる。つまり、人に呼応したランプの光は、2つに分かれ、それぞれ全てのランプを1度だけ通る1本の光のラインとなり、最後に、起点となった最初のランプで出会う。

一見バラバラに配置されたランプは、それぞれのランプから3次元上で最も距離が近いランプに線を引いたときに、(始点と終点が同じの)一筆書きできる1本のつながった線(unicursal)になるように配置されている。ランプがこのように配置されることによって、人に呼応したランプの光は、最も近いランプに伝播しているだけにも関わらず、一筆書きのように全てのランプを必ず通り、そして必ず1度だけしか通らず、最後に、起点となった最初のランプに戻ってくる。

ランプの配置に関しては、空間上のランプの配置を数学的に求め、ランプの高さ方向の分布のばらつきと、3次元的な経路(光の軌跡)のなめらかさを定量化し、多数の解に対して評価を行った。

このようなプロセスによって生まれたランプの配置は、一見ランダムのように見えるが、実際は、物理的に一番近いものに光が連続していくため、自然に感じる。そして、ランプの光の軌跡は1本線でつながっているため、自分から生まれた光と、他者から生まれた光は、必ず交わる。
これは、空間が固定化されていることを前提とした静的な美しさではなく、人々がこのランプに近づくことによって生まれる動的な美しさ、連続性の美しさとも言える。それは、人の存在による空間の変化や動きを受け入れた新しい時代の空間のありようである。

ランプシェードは、ムラーノ・ガラス(ベネチアン・グラス)で制作した。

増殖する無量の生命 - A Whole Year per Year /  Proliferating Immense Life - A Whole Year per Year
teamLab, 2020, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

3-4月の花: 菜の花
 

4月の花: 牡丹

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/proliferating_immense_life_year_tokyo/
映像: https://youtu.be/cIdA56hnxhM

現実世界と同じ時間の流れの中で、1年を通して、咲いていく花々が移り変わっていく。花々は誕生と死を繰り返しながら、増殖していく。増殖しすぎると、いっせいに散って死んでいく。
また、人々が花々にふれると、花々は散って死んでいく。

そして、他の作品に影響を与えたり、他の作品の影響で散ったりもする。例えば、「Walk, Walk, Walk」の肖像群が歩いて来るといつもより咲きやすく、また、花々が咲いた場所は、他の作品世界を覆い隠したりする。

作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、人々のふるまいの影響を受けながら、永遠に変化し続ける。今この瞬間の絵は2度と見ることができない。

地形の記憶 / Memory of Topography
teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi


 

藤棚
 

川と鮎

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/topography/
映像: https://youtu.be/qwOgblaqd-w

分け入ることのできる高低差のある空間で、悠久な里山の景色を描いている。
現実の時間の流れと共に、作品世界は移ろっていく。春まだ小さく青々しい稲は、夏頃には大きく成長し、秋頃には黄金色になるだろう。そして、現実の時間の流れとともに、昆虫や花々なども変わっていく。昆虫は人々の振舞いの影響を受けて動く。そして、人々が動き回ることで空気の流れが変わり、空気の流れによって稲や散る花びらの動きが変わる。

この作品は、1年を通して刻々と変わっていくが、毎年、ほとんど変わらず、悠久に続いていく。しかし、自然の景色が、同じようで、2度と同じではないように、作品の次の年の同じ時は、全く変わらない景色のようで、厳密には同じ絵ではない。つまり、今この瞬間は、二度と見ることができない。ほとんど変わらないが同じではない風景が、毎年、悠久に続いていく。

作品とそれを媒介するキャンバスが分離され、キャンバスが変容的なものになったことと、連続した動的なふるまいによる視覚的錯覚によって、身体ごと作品に没入し、人々は身体と世界との境界をも失っていくだろう。そして、一つの共通の世界が自分や他者の存在で変化していくことで、自分と他者が同じ世界に溶け込んでいく。

積層された空間に咲く花々 / Flowers in Layered Ultrasubjective Space
teamLab, 2018, Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

3月の花: 梅
 

4月の花:芍薬

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/flowers_layered/
映像: https://youtu.be/i3FHXTtwXT4

無数の透明な像による花々。

花々は、一年間を通して咲いていく花々が移り変わっていく。しかし、この空間の外の通路に蓮が咲き渡る時、この空間にも蓮が咲く。
花々は、生まれ、成長し、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて散り、枯れて、死んでいく。つまり、花は誕生と死滅を、永遠に繰り返し続ける。

空間に配置した多数のスクリーンと相対的に同じ位置関係で、コンピューター上の3次元空間の作品世界に多数の視点を置き、「超主観空間」によって平面化し、それぞれ視点と相対的に同じ位置のスクリーンに、その平面を配置している。「超主観空間」は視点周辺の空間を切り取るため、展示空間に作品世界の空間が重ね合わされている。

ある来場者がスクリーン越しに、花々と重なり合い花々に埋もれていく他の人を見た時、その人は、作品世界でも、相対的にその位置で同じように花々に埋もれていることになり、ある来場者にとっては、作品世界にその人が存在していることと同等になる。つまり、来場者は、他者にスクリーン越しに見られた時、展示空間だけでなく、作品世界においても、完全に作品の一部となる。

作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として、以前の状態が複製されることなく、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。

小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々 / Flowers Bloom in an Infinite Universe inside a Teacup
teamLab, 2016, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

作品: https://borderless.teamlab.art/jp/ew/flowersbloom/
映像: https://youtu.be/RXb-B8wQMts

一服の茶を点てると、茶に花々が生まれ咲いていく。器を手に取ると、花は散り、器の外へと広がっていく。花々は茶がある限り無限に咲いていく。器の中の茶は、花々が咲き続ける無限の世界となる。その無限に広がる世界をそのまま飲む。

茶が存在して初めて作品が生まれる。茶を飲み干すと、もう作品は存在しない。
茶は、変容的な存在であるため、器の中の茶の量によって、大きさが変わっていく。その大きさに合わせて、生まれる花々の大きさも変わっていく。茶が器からこぼれたなら、こぼれた茶にまた、花々が咲いていく。

花は、一年間を通して、その月々の季節の花々が咲いていく。

作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、人々のふるまいの影響を受けながら、永遠に変化し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。

茶の木 / Tea Tree
teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

作品:https://borderless.teamlab.art/jp/ew/teatree/
映像:https://youtu.be/mtT1zvBifcQ

凍結された茶を置くと、そこから茶の木が生え茂っていく。多くの凍結された茶を置くと、やがて、茶の園になっていく。茶の木は、秋の終わり頃、花を咲かせる。凍結された茶を移動させると、茶の木は枯れ、新たな場所で再び生え茂る。

凍結された茶がなくなると、茶の木は枯れてなくなっていく。

作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、鑑賞者のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。

【概要】
森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless

http://borderless.teamlab.art/jp
#チームラボボーダレス #teamLabBorderless

所在地: 東京都江東区青海1-3-8(お台場パレットタウン)
料金: 大人(高校生以上)3,200円、障がい者割引 1,600円、子ども(中学生以下)1,000円
※3才以下は無料
※障がい者割引の対象は、障がい者手帳をお持ちの方ご本人様と同伴者1名まで
※開館時間・休館日はシーズンによって異なります。詳しくはウェブサイトをご確認ください。
ダイジェスト映像: https://youtu.be/VowWhpZzH24

【新型コロナウイルス感染症への対策について】
当館では、新型コロナウイルス対策を徹底し、館内の環境整備に努めております。
詳しくは、公式ウェブサイトをご確認ください。

【チームラボ】
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。

チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。

ニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、シリコンバレー、北京、台北、メルボルンなど世界各地で常設展およびアート展を開催。東京・お台場に《地図のないミュージアム》「チームラボボーダレス」を開館。2022年末まで東京・豊洲に《水に入るミュージアム》「チームラボ プラネッツ」開催中。2019年上海・黄浦濱江に新ミュージアム「teamLab Borderless Shanghai」を開館。2020年6月にマカオに常設展「teamLab SuperNature Macao」ソフトオープン。

チームラボの作品は、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、アモス・レックス(ヘルシンキ)に永久収蔵されている。

teamLab is represented by Pace Gallery, Martin Browne Contemporary and Ikkan Art International.

チームラボ: https://www.teamlab.art/jp/
Instagram: https://instagram.com/teamlab/
Facebook: https://www.facebook.com/teamLab.inc
Twitter: https://twitter.com/teamLab_news
YouTube: https://www.youtube.com/c/teamLabART

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噂の14インチMacBook Pro、やっぱりミニLED搭載しそう - ギズモード・ジャパン

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どれくらいキレイなのかな?

今年に大刷新されて登場すると噂の、次期MacBoook Pro。そしてその小型バリエーションとなる14インチMacBook ProにてミニLEDディスプレイの搭載が再び報じられています。

DigiTimesによると、次期MacBook Proには14インチ/16インチの両モデルが存在し、どちらもミニLEDディスプレイを搭載するとしています。バックライト部品はRadiant OptoElectronicsが提供し、組み立てはクアンタコンピューターがおこなうとも伝えていますね。

このような次期MacBook ProへのミニLEDディスプレイの搭載は、以前よりなんども伝えられていました。ミニLEDディスプレイでは微細なLEDをバックライトとして利用する技術で、正確な色再現や幅広いダイナミックレンジ、さらには本体の軽量化や軽量化なども実現できるとしています。

さらに、ミニLEDディスプレイは次期iPad Proへの採用もされています。あと、次期iMac Proにも搭載されるとかされないとか…。今年は、アップル製品の大規模なミニLEDディスプレイへの移行が予定されているのかもしれません。

Source: DigiTimes via MacRumors

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科学&テクノロジー

バーチャロンの生みの親“Dr.ワタリ”こと亙 重郎氏がセガを退職 - 4Gamer.net

juraganluempang.blogspot.com  2021年3月1日,ゲームプロデューサーの亙 重郎氏が,2021年の2月末をもってセガを退職したことを報告している。

 亙氏は,1995年12月にアーケードゲームとして登場した「電脳戦機バーチャロン」の生みの親で,その後も同シリーズのプロデューサーを担当。2018年には,小説「とある魔術の禁書目録」とコラボした「電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機」PS4 / PS Vita)の開発も手掛けている。

関連記事
「とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)」発売直前インタビュー。亙 重郎氏が語る「バーチャロンの新ビジョン」と「ロボゲー論」

 2018年2月15日,実に15年ぶりのシリーズ最新作となる「電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機」が発売される。そこで,バーチャロンの生みの親である“Dr.ワタリ”こと亙 重郎氏にインタビューを実施し,今回のコラボの経緯やロボゲー論を語ってもらった。

[2018/02/14 00:00]

 報告は,同氏のTwitterアカウントにて行われており,それによると今後については未定とのことだ。

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今買えるベストなゲーミングノートPC 6選(2021年2月ver.) - ギズモード・ジャパン

juraganluempang.blogspot.com

今欲しい。すぐほしい。

毎年毎年たっくさんの端末を触って眺めて、レビューしているGizmodo。実機レビュー大好きの米Gizmodo編集部が、その中から「今買える」ゲーム用ノートPCのオススメをピックしました。

ポイントは「今買える」。今年リリースされる端末で気になるやつもあるけれど、今日はあくまで「今買える」やつ。今すでに市場にあるやつから選びました。

昨年秋に公開したこちら記事からおすすめアップデートしました! 相変わらずベスト端末の位置を守っているのも数モデルあり。

※米Gizmodoおすすめ記事の翻訳なので、現段階で北米市場で展開されているプロダクトになります。

2021年春

まずは、1月にCESで発表されたばかりの最新プロダクトについて。ASUSしかり、MSIしかり、Razerしかり、どこも大手はシンプルながらしっかりアップデートをのっけてきた印象。特に、NvidiaのRTX 30シリーズGPUや、AMDのRyzen 5000シリーズモバイルCPUを採用しているところに注目。また、Intelも第11世代Core i7 H35シリーズ・スペシャルエディションモバイルプロセッサをリリースし、最新ノートPCにはこれを搭載してきます。

LenovoとAsusはAMDベースのノートに舵を切っていますが、他社のゲーム用端末はIntel第10世代プロセッサを継続(第11世代は今のところビジネス系ノートが中心)。第11世代は、まずデスクトップ向けプロセッサが出ないと、ゲーム用モバイルCPUまで手がまわらないかと。つまり、ゲーム用ノートはまだ第10世代続投が多いということに。

この春から夏の新端末は、AcerのPredator Triton 300SE(北米では3月発売)。RazerのBlade新モデル。MSIのGP66 Leopard、AsusのROG Flow X13。AMDのRDNA2モバイルグラフィックカードにも期待大、今年前半にはリリースという話なので6月頃かな。

これを踏まえつつ、「」ゲーム用ノートを買いたいという人、見てみましょう!

多くの人が納得! 良バランス部門

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Photo: Sam Rutherford/Gizmodo

ターゲット層:スピーディなプロセッサとグラフィックカード、容量などにある程度投資する気はあるけれど、ハイエンド端末ほどの価格はだせない!という人。スペック必要なゲームや動画編集を多くする人向け、かつそこそこお値段も抑えた端末。

ベスト:MSI GS66 Stealth(参考価格:2250ドル))レビュー記事はこちら

ハイエンド端末と比べても遜色なし。選べるチョイスが多いので予算にあわせて組めます。オススメするなら、Intel Core i7-10875H・RTX 2070 Super・メモリ32GB・容量1TB PCIe NVMe M.2 SSD・15.6インチディスプレイ(リフレッシュレート300 Hz)。後述のBladeとStrixのいいとこ取りで数百ドル安いというコスパ。

しかし、価格だけが下がるはずはもちろんなくて、何かしら諦めなくてはいけないものがあります。スペックは文句なしですが、問題はね、うるさいんです。Strixくらい音が気になるくせに、冷却はそこまでないという。あとはディスプレイの明るさが最大で317ニット。そのくらいです。この価格で目をつぶるのがそれぐらいなら素晴らしい。間違いなく全方位的ベストと言えます。

次点:Acer Predator Triton 500(参考価格:2200ドル)レビュー記事はこちら

レビューしたモデルよりスペック下げても十分かと思うので、こんな感じで。Intel Core i7-10750H・RTX 2070 Super・メモリ16GB・容量1TB PCIe NVMe M.2 SSD・15.6インチディスプレイ(リフレッシュレート300 Hz)。コスパ考えると、このあたりが良バランス。50ドル差のGS55 Stealthとの違いはメモリ。レビュー端末とは300ドル差で、違いはRTX 2080 Super。ゲーム端末にしては軽い。うるさいけどしっかり冷却してくれるファン。FPSゲームに最高の300Hzディスプレイ。ネックはバッテリーですね、もちが弱めなので注意。

ハイエンド部門

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Photo: Sam Rutherford/Gizmodo

ターゲット層:金は出す! 最高の品を持ってまいれ!という人ならここ。Per Key RGB、300Hzリフレッシュレート、激速CPU&GPU、メモリつみつみ、容量ありあり、ポートもつけられるだけつけたいならこれ。デザインも妥協しません。

ベスト:Razer Blade 15 Advanced(参考価格:3000ドル)レビュー記事はこちら

何度も言ってますが、ゲームノートPC界のMacBook Proです。ミニマリストなデザインにガツンとのったハイスペック。Intel Core i7-10875H (8-cores/16-threads, 2.3 GHz base/5.1 GHz boost)・RTX 2080 Super Max-Q・メモリ16GB DDR4-2933 MHz・容量1TB M.2 NVMe SSD・15.6インチディスプレイ(リフレッシュレート300 Hz)。もちろんPer Key RGB対応。正直、Blade 15 Advancedにないもの、できないことはないと思います。ポートも多いし、昨今消えつつあるSDカードリーダーもある!

スペックのわりにスリムなのも魅力。0.70インチx9.25インチ13.98インチのボディで重さは4.73パウンド。良間隔のキーボードに大きなタッチパッド、キーボードの外にスピーカー搭載。高い、けど高いだけある端末です。

次点:Asus ROG Strix Scar G15(参考価格:2800ドル)レビュー記事はこちら

Razer Blade 15 Advancedと同じくパワフルかつ豪華でありながら、ちょっとだけお得。重さ5.67ポンドなので最軽量とはいいませんが、許せる範囲。Intel Core i9-10980HK・RTX 2070 Super・メモリ32GB DDR4-3200 MHz・容量2TB PCIe NVMe M.2 SSD・15.6インチディスプレイ(リフレッシュレート300 Hz)。Per Key RGB対応。イーサネットポートあり。タッチパッドにはナンバーパッドも搭載。Blade 15との価格差は、ポートの数と種類といっていいかと。Bladeがよりマルチな使用を想定しているとしたら、Scarはゲーマーが主になっています。

バジェット部門

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Photo: Joanna Nelius/Gizmodo

ターゲット層:最重要課題は予算内におさめること! できるだけ出費を抑えつつ、最大限スペックはあげたい。でも、スペック<予算。

ベスト:Acer Nitro 5(参考価格:1028ドル)レビュー記事はこちら

1000ドルちょいでオールラウンダーなNitro 5。Intel Core i7-9750H・RTX 2060・メモリ16GB・容量512GB SSD・144Hz IPSディスプレイ。ゲームノートPCの平均を数時間超えたバッテリー持ち6時間も魅力です。

選べるコンフィグオプションが豊富で、AMD Ryzen 5 3550H・GTX 1650搭載の800ドルモデルからスタート。おすすめモデルはプラス350ドルですが、その価値は十分かと。注意すべきは、第10世代プロセッサだと、選べるのはGTX 1650かGTX 1650 Tiのどちらかだけ。第9世代だとRTX 2060のみ。安価ラップトップですが、大抵のゲームなら60fpsでます。

次点:Adata XPG Xenia(参考価格:1250ドル)レビュー記事はこちら

Nitro 5よりちょい高め。理由はスペック見ると納得です。Intel Core i7-9750H・GTX 1660 Ti・メモリ32GB RAM・容量1TB M.2 PCIe 3.0 NVMe SSD。グラフィックカードはスペックダウンするものの、メモリが2倍なのでパフォーマンスは同等かと。3Dレンダリングやトランスコードなど一部のタスクではスピードがあがり、こっちのが恩恵うけられる人もいるでしょう。バッテリーもちはNitro 5と同じく6時間。メカニカルキーボードなので、好きな人なら追加ポイント。

1700ドルで発売されましたが、価格改定で値を下げたのGJです。(いつまでこの価格が続くかはわかりませんが。)1つ不安要素を上げるとすれば、AdataのXPGライン初のゲームノートなので、今後新モデルがでるかは謎。

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ポケモンGOで“三鳥”レイドデイ、28日開催 無料パス計8枚配布 - ニコニコニュース

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 スマートフォンゲームPokemon GO」(ポケモンGO)で2月28日、「フリーザー」「サンダー」「ファイヤー」の伝説レイドバトルを全国のジムで一斉に実施する「伝説レイドバトル・デイ」が開催されます。

【その他の画像】

 2021年は、「ポケットモンスター赤・緑」が1996年2月に発売されて25周年、ポケモンGOの配信5周年という節目。ポケモンGOでも2月は赤・緑の舞台であるカントー地方テーマにしたイベントPokemon GO Tourカントー地方」「カントーセレブレーション」を立て続けに実施しています。その締めくくりとして28日午前11時から午後2時まで、カントー地方伝説のポケモンである“三鳥”ことフリーザーサンダーファイヤーが全国のジムに出現します。

 イベント時間内はジムなどで「レイドパス」を最大5枚無料で入手できます。レイドパスは同時に1枚しか所持できないため、レイドをして消費しないと次のパスを入手できません。またゲームショップでは「リモートレイドパス」が3枚入った無料ボックスを配布予定です。

 他にもイベント時間内は「GOロケット団」のしたっぱたちがポケストップや気球で普段よりも多く出現したり、「わざマシン スペシャル」を使うとシャドウポケモンが必ず覚えているゲージわざ「やつあたり」を忘れるといった特典もあります。「GOバトルリーグ」などでシャドウポケモンを活用したい人にも注目のイベントです。

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ポケモンGOで“三鳥”レイドデイ、28日開催 無料パス計8枚配布 - ニコニコニュース

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 2021年は、「ポケットモンスター赤・緑」が1996年2月に発売されて25周年、ポケモンGOの配信5周年という節目。ポケモンGOでも2月は赤・緑の舞台であるカントー地方テーマにしたイベントPokemon GO Tourカントー地方」「カントーセレブレーション」を立て続けに実施しています。その締めくくりとして28日午前11時から午後2時まで、カントー地方伝説のポケモンである“三鳥”ことフリーザーサンダーファイヤーが全国のジムに出現します。

 イベント時間内はジムなどで「レイドパス」を最大5枚無料で入手できます。レイドパスは同時に1枚しか所持できないため、レイドをして消費しないと次のパスを入手できません。またゲームショップでは「リモートレイドパス」が3枚入った無料ボックスを配布予定です。

 他にもイベント時間内は「GOロケット団」のしたっぱたちがポケストップや気球で普段よりも多く出現したり、「わざマシン スペシャル」を使うとシャドウポケモンが必ず覚えているゲージわざ「やつあたり」を忘れるといった特典もあります。「GOバトルリーグ」などでシャドウポケモンを活用したい人にも注目のイベントです。

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火星探査車「パーサヴィアランス」は、そのカメラで人間には“見えない”ものまで映し出す - WIRED.jp

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減速のためのパラシュートが展開され、降下装置であるスカイクレーンのロケットが噴射される──。そんな「恐怖の7分間」と呼ばれる時間を経て、科学調査のために人類がつくり上げた探査車「パーサヴィアランス」は、ようやく1億2,800万マイル(約2億km)の彼方で火星に着陸した。

そしてパーサヴィアランスは、たくさんの“眼”を見開いてあたりを見まわした。

パーサヴィアランスには大量のカメラが搭載されている。自律飛行する小型ヘリコプターに搭載された2台のカメラも加えれば、厳密には25台だ。

そのカメラの大半は、探査車が安全に移動するために役立てられる。だが一部は、いにしえの火星の岩石や砂を注意深く念入りに見つめ、かつて生命がそこに存在していた痕跡を探すために使われる。

これらのなかには、そのカメラを開発した人間とほぼ同じように色と質感を見ることができるものもある。しかし、それ以上のものも見えたり、それ以下のものしか見えないカメラもある。要するに、探査車のカメラは人間の目と脳には捉えられない色を捉えるのだ。それでも人間の脳は、そうしたカメラが地球へと送ってくる写真を解読しなければならない。

火星の地質を示すインフォグラフィック

生命の痕跡を見つけるには、かつて生命が存在できた可能性の高い場所へ行く必要がある。火星の場合、その場所は「ジェゼロ・クレーター」だ。

いまから30億〜40億年前、ジェゼロ・クレーターは浅い湖で、堆積物が湖岸を流れ落ちていた。現在その岸は高さ150フィート(約50m)の崖になっており、古代の三角州全体に広がって干からびた堆積物による色とりどりの線状の模様ができている。

このさまざまな色は、いわば火星の地質を視覚的に表現したインフォグラフィックだ。年代ごとに幾層にも重なっており、色が時代を示す。さらには化学組成も表している。米航空宇宙局(NASA)の科学者がしかるべきカメラを向ければ、そこに映るものがどの鉱物なのかわかり、火星のごく小さな生物がかつてその堆積物で暮らしていたかどうかもわかるかもしれない。

「何らかの生物圏の証拠を保持している堆積岩が火星にもしあるなら、わたしたちがそれを見つけるのはこの場所です」と、アリゾナ州立大学の惑星科学者で、パーサヴィアランスのカメラのひとつで主任研究者を務めるジム・ベルは言う。「ここにあるなんはずです」

見えないものを見る特別なカメラ

科学者たちは生命の痕跡を探している。しかし、科学者たちが直接それを目にすることはできない。なぜなら、50mに及ぶ実物大のインフォグラフィックに含まれている最も興味深い色のうちのいくつかは、眼に見えないものだからだ。少なくとも、地球にいるあなたやわたしの眼には見えない。

色は光が何かに反射したり、跳ね返ったり、透過したりしてから眼に当たるときに生じる。ところが火星での光は、地球上の光とはやや異なっている。そしてパーサヴィアランスの眼は、わたしたち人間には見えない反射X線や赤外線、あるいは紫外線からなる光を見ることができる。物理現象は同じだが、知覚が異なるのだ。

ベルのチームは、「Mastcam-Z」という1組の超科学双眼鏡をパーサヴィアランスのタワーに搭載している(「Z」はズームの意味だ)。「わたしたちはMastcam-Zを、火星のまだ決まっていない場所へ行く探査車のために開発しました。そのためあらゆる可能性を考えて、火星のどんな場所の地質を捉えるにも最適な眼を設計する必要がありました」と、ウェスタンワシントン大学の惑星科学者でMastcam-Zの共同研究者であるメリッサ・ライスは言う。

近接撮影では、Mastcam-Zは直径およそ1mmの細部を見ることができ、100m離れた場所からは幅わずか4cmのものを捉えることができる。あなたやわたしよりも優れた視力なのだ。

さらに、色もわたしたちよりもよく見ることができる。というよりむしろ、複数のスペクトルを見ることができると言ったほうがいいだろう。人間が見慣れている広帯域可視スペクトルだけでなく、色と呼べないような10数種ほどの狭帯域スペクトルも捉えることができるのだ(ライスはこれらについて非常に優れたマニアックな解説を書いている)。

Mastcam-Zのふたつのカメラは、コダック製のCCDというイメージセンサーの既製品を採用している。わたしたちのスマートフォンに搭載されているようなありふれた部品を使って、この超視力を実現させているのだ。

ふたつのカメラを特別なものにしているのは、そのフィルターである。CCDの前には赤、緑、青を捉える画素のレイヤーがある。正方形の格子を想像してみてほしい。上の四角は青と緑で、下は緑と赤だ。次にその正方形をモザイク状にいくつも並べる。これはベイヤーパターンと呼ばれるもので、人間の目にある3つの色を感知する光受容体のシリコン版だ。

filter

IMAGE BY EMILY LAKDAWALLA/MSSS

火星で見える色と、地球で見える色の違い

火星と地球は同じ太陽の光を浴びている。どの波長でも同じ光の集まりだ。しかし、火星は地球よりも太陽から遠いので、届く光が少ない。そして地球は水蒸気をたっぷり含んだぶ厚い大気に覆われており、その大気が太陽の光を反射し、屈折させる。ところが、火星には大気は少ししかなく、赤みを帯びた塵に覆われている。

このことは、火星には赤と茶色がたくさん存在することを意味する。ところが、それを火星で見ると、また別の知覚的フィルターが加わることになる。

「わたしたちはトゥルーカラーイメージ(RGB)に近いものを見せるための話をしています。それは基本的に、最低限の加工を施した生のカラーイメージに近いものです。それが人間の目に映る火星の姿のひとつのヴァージョンなのです」と、ライスは言う。「ところが、人間の目は地球上の光で景色を見るように進化しました。人間の目に映る火星の姿を再現したいのであれば、地球における光の条件を火星の景色に重ねてシミュレーションしなければなりません」

つまり、パーサヴィアランスの生データで作業する画像処理チームは、火星の色を地球っぽい色に調節できる。一方で、火星の物体に当たる火星の光のスペクトルをシミュレーションすることもできる。その場合は少し違って見えることだろう。どちらも「真実(トゥルー)」だが、後者のほうが火星上で実際に人間が見るであろう姿により近いかもしれない(ただし、火星人の目にどのように映るかはわからない。なぜなら、もし火星人に目があったとしても、その目は火星の空の下で色を見るように進化しているだろうし、そもそも脳は異星人の脳だからだ)

Mastcam-Z camera

火星探査車「パーサヴィアランス」は、この写真を左側の「Mastcam-Z」カメラで撮影した。PHOTOGRAPH BY NASA/JPL-CALTECH/ASU

もっとも、ライスはこうしたことをあまり気にしていない。「わたしが得たいと考えている結果はある意味、視覚的なものですらありません。わたしは定量的な結果に興味があるのです」と、彼女は言う。

ライスはどのくらいの量の特定の波長の光が、岩石の中に存在するものによって反射されたり吸収されたりするかを知ろうとしている。その「反射率」によって科学者は、自分たちが見ているものが何であるのか正確に知ることができるのだ。

ベイヤーフィルターは840nmよりも波長の長い光、つまり赤外線に対して透明である。そのレイヤーの前には、別のフィルター1組を備えた輪が設置されており、人間の目に見える光の色をさえぎる。そして赤外線カメラがある。波長のより狭いセットを選べば、赤外線の異なる波長をどのように反射するかによって、特定の岩石を特定して識別することができる。

ほかのものの代用としての「色」

Mastcam-Zの開発チームは、パーサヴィアランスが地球を発つ前に、カメラがこうした違いをどのように見るのか正確に知る必要があった。そこで開発チームは、設計についてブレインストーミングする会議を開き、色見本と本物の四角い岩石片を使った「ジオ・ボード」をつくった。

「火星に存在していることがわかっているありとあらゆる種類の岩石片と、火星で見つかることを期待している岩石片を集めました」と、ライスは言う。そのボードには、例えばベイサナイト片と石膏片があった。

「通常のカラーイメージでは、両方とも明るい白色の石のように見えます」と、ライスは言う。どちらも主成分はカルシウムと硫黄だが、石膏は水の分子をより多く含んでおり、水は特定の赤外線の波長ではほかの波長の場合よりも多く反射する。「より長いMastcam-Z波長を使って着色画像をつくると、どっちがどっちなのか一目瞭然になります」と、ライスは説明する。

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PHOTOGRAPH BY MIKE CAPLINGER/MELISSA RICE/NASA/JPL/MSSS

複数のスペクトルでマルチタスクをこなすとはいえ、Mastcam-Zにも限界はある。組織に対する解像度は見事なのだが(これについては後述する)、画角が15度ほどしかなく、送信情報量もあなたの家のルーターが失笑するほどしかない。パーサヴィアランスが地球へ送ろうとしている素晴らしい画像がたくさんあるはずなのに、Mastcam-Zはそれほど多くを見ないのだ。

少なくとも、すべてを一度に見ることはない。どんなに素晴らしい眺望も、技術と距離という壁によって制限される。「わたしたちの仕事は選別することなのです」と、ベルは言う。「わたしたちは色を代用品として使っています。『ああ、あれは興味深いね。あそこには化学的に重要な何かが起きているのかもしれない、違う鉱物があそこにあるのかもしれない、違う組織があるかもしれない』と考える目印になるわけです。色はほかのものの代用なのです」

探査車の視野が狭いことから、当然ながら科学者は期待するものすべてを見ることはできない。ベルが率いるチームは南カリフォルニアの砂漠でカメラとロボットの模擬実験を実施した際に、こうした限界の一端を味わった。「同僚が野外実験の際に、冗談まじりの教訓として、恐竜の骨を探査車の通り道に置いたことがあったのです」と、ベルは言う。「探査車は恐竜の骨のすぐそばを通り過ぎました」

生物の証拠を探して

実際の元素を特定し、それがかつて生命を宿していた可能性があるかどうか突き止めるには、より多くの色が必要になる。そうした色のなかには、さらに見えづらいものもある。そこで登場するのが、X線分光装置だ。

具体的には、パーサヴィアランスのアーム上に取り付けられたセンサーのひとつである「PIXL(ピクスル)」を作動させているチームは、鉱物の元素レシピを細粒組織と結びつけようとしている。そうすることで、生きた微生物の塊からのみ生まれる半球状や円錐状の微細な物質を含んだストロマトライトの堆積層を発見できるからだ。

地球のストロマトライトは、地上にいた最古の生物の証拠を垣間見せてくれる。パーサヴィアランスの科学者たちは、ストロマトライトが火星でも同じ役割を果たしてくれることを願っている。

ピクスルのチームリーダーであり、NASAのジェット推進研究所(JPL)の宇宙生物学者で野外地質学者のアビゲイル・オールウッドは、これまでも同様の仕事に携わったことがある。オールウッドはこうした技術と堆積物の高解像度写真とを使い、オーストラリアで地球最古の生命活動の痕跡を発見した。

さらには、グリーンランドの似通った堆積物が古代の生命の痕跡ではないことを突き止めている。グリーンランドでも簡単なことではないが、火星ではもっと難しいだろう。

化学が見せてくれるもの

X線は人間が見る光と同じ電磁スペクトルの一部だが、極めて波長が短く、紫外線よりもさらに短い。X線は電磁放射線で、あなたが宇宙人でない限り、それを色とは認識できない。X線はさまざまな原子を蛍光させ、独特な形で光を放出させる。

「わたしたちは岩石にX線を浴びせてから、そのシグナルを検知して元素組成を調べます」と、オールウッドは言う。そして、ピクスルとアームの先端にはまぶしい白い照明もついている。「前方にある照明は、最初は岩石を見えやすくして、化学組成を目に見える組織と関連づけるためだけに採用しました。火星では初めての試みとなります」と、オールウッドは言う。

当初、色にはやや手こずった。暑さと寒さが電球に影響したのだ。「最初は白色LEDを試したのですが、気温が変化すると同じ色味の白が出ませんでした」と、彼女は言う。「すると、カメラを供給してくれたデンマークの人たちが、色のついたLEDを提供してくれたのです」。赤色LED、緑色LED、青色LED、そして紫外線LEDだ。色を組み合わせることによって、よりよい、より一貫性のある白い光をつくることができた。

この組み合わせがあれば、火星のストロマトライトを見つけられるかもしれない。例えばMastcam-Zがクレーターを見回してくれるおかげで、ストロマトライトがありそうな場所が見つかったら、探査車がそこへにじり寄り、腕を伸ばしてピクスルが作動するだろう。

こうして、ほんの小さな特徴や粒子や模様が、その石が火成岩なのか堆積岩なのか、シチューのように一緒に溶けたのか、それともサンドイッチのように積み重なったのかを教えてくれる可能性がある。積み重なった層の色が、それぞれの年代について手がかりをもたらしてくれるだろう。

目に見える色と組織のマップが、目に見えないX線の結果が生成する数字だけのマップと一致するのが理想だ。しかるべき構造がしかるべき鉱物に合致すれば、オーストラリアのときのように生命の痕跡を手に入れたのか、それともグリーンランドのときのように偽物にすぎないのかを、オールマンは識別できる。

「わたしたちがピクスルで実に興味深いと思っているのは、人間の目には見えないものを、化学を通して見せてくれるところです」とオールウッドは言う。「それが鍵になるでしょう」

ピクスルの極小のスキャンが大きな結果をもたらしてくれることを、オールウッドは願っている。スキャンはピクスルの切手サイズの画角上の6,000個の点からなり、それぞれに複数のスペクトルの結果が対応している。この推測されたマップを、オールウッドは「ハイパースペクトル・データキューブ」と呼ぶ。

複雑な“タペストリー”が描く全体像

パーサヴィアランスにはもちろん、ほかのカメラと機器も搭載されており、岩石とレゴリスの粒に隠されたその他のヒントを探すためのスキャナーもある。ピクスルの隣にあるラマン分光計と呼ばれる装置は、岩石をまったく別の方法で眺める。レーザーを岩石に照射して、その分子を震動させるのだ。

パーサヴィアランスが収集するデータはハイパースペクトルだが、同時に深く考えさせられるほど多面的でもある。ロボットを別の惑星へ送り込むと、こうなるのだ。

理想を言えば、人間によるミッションやサンプルリターンで、岩石が地球へ送られてくれば最高の地上検証データがもたらされると、ある太陽系外惑星研究者はわたしに語ったことがある。その次善の策として位置づけられているのが、X線とラマン分光計、次に探査車カメラ、その次が周回探査機のカメラなのだ。そしてもちろん、これらすべてが一緒に火星で仕事をしている。

「火星における生命の発見は、『こういった機器が何かを見た』というものにはなりません。そうではなく、『すべての機器がこれと、それと、そしてまた別のものを見て、それらを解釈すると生命が存在していたと考えるのが妥当だ』というものになるでしょう」と、オールウッドは言う。「決定的証拠はありません。複雑なタペストリーなのです」

そして優れたタペストリーがそうであるように、全体像は慎重に織られた色とりどりの経糸と緯糸からのみ立ち上がってくるのだ。

※『WIRED』による火星探査車「パーサヴィアランス」の関連記事はこちら

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【TGC2021SS】永野芽郁、特攻服でTGC参戦「全員OLです!」 - ORICON NEWS

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アサヒが「0.5%」の“微”アルコールビールを開発した理由

ノンアルコールのヒット商品が続々登場する中、アサヒは0.5%の“微”アルコールビールを開発。その0.5 %には現代の飲み方に合った大きな価値が。

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パナソニックの“オナラもしちゃう新型ロボット”が気になりすぎて仕方ない - ギズモード・ジャパン

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なまえは、「ニコボ」。

人との距離を十分に置きながら生活しなければならない今の時代、ペットの存在に癒されているという人はどれくらいいるでしょうか? まだ犬や猫などの生き物を飼う準備ができてないという場合には、パナソニックが作った新型ロボット「ニコボ」にご注目を。

豊橋技術科学大学の研究室と共同開発で生まれた「ニコボ」は、顔を認識するためのカメラ、声を感知するための多方向マイク、触られたり抱きしめられたりしたら反応するためのタッチセンサー、明るい日光の下でねこのように昼寝を楽しめる光センサーが搭載されています。

近寄ってきてはくれないけど...

まんまるの目、揺れるしっぽ、そして、古いグレーのくつしたに包まれたようなまんまるの体…「ニコボ」について説明するのは、あまり簡単なことではありません。

まず、自分で動くことはできません。だから名前を呼んだら走って寄ってくるというわけではありません。それでも、左右に回転してみせたり、上下を向くことはできます

床をそうじしたりすることはできないけれど、撫でられるとしっぽを振って喜びます。ただ、いつでも機嫌がいいとはかぎりません。うっかりオナラをしちゃう日だって、あります

Video: Panasonic Japan(パナソニック公式)/YouTube

「ニコボ」は、話をすることもできます。最初のころは、ひとこと発するのが精一杯。でも、いっしょに過ごしているうちにカタコトで話ができるようになります。

長々と話をするような相手にはならないかもしれませんが、「ニコボ」の何気ないつぶやきはまるで、ちゃんとあなたのそばにいて、気にかけているからねと言ってくれているかのよう。それはときに、私たちが本当に必要なことだったりしますよね。

Video: Panasonic Japan(パナソニック公式)/YouTube

人気につき、入手困難

さて、実際に「ニコボ」を手に入れるのはなかなか難しいようです。パナソニックは最初に、320台の生産を計画しています。販売価格は、3万5800円(税込)。クラウドファンディングでの目標金額は、1千万円。初日に目標達成していて現在は受付終了となっています。

「ニコボ」をゲットしたユーザーは、最初の6か月が過ぎると、スマートフォンの接続やソフトウェアの更新などニコボの基本機能を利用するために月額980円支払う必要があるとのこと。え、それってどうなの? と思う人もいるかもしれません。まぁ本物のペットもご飯やトイレや獣医にお金がかかるし、とか思ったら受け入れられる…のかも?

いずれにせよ、キャンペーン開始から6時間で売り切れるほどの人気っぷりだったようなので、しばらくは月額980円のことよりも、いつ「ニコボ」が手に入るのかを案じることになりそうです。

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