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Monday, November 30, 2020

アップルウォッチは、そろそろデザインを変えるべきじゃない? - GIZMODO JAPAN

juraganluempang.blogspot.com

ディスプレイが変われば、ストラップも変わるはず...!

多くの人にとって、スマートウォッチはファッションの一部となりつつあります。そんななか、アップルウォッチのクローンみたいなデザインが多すぎると指摘してきたのは、米GizmodoライターのVictoria Song。iPhoneのデザインが変わるように、アップルウォッチのデザインも変わるべきとの考えを示しています。


2015年に発売されて以来、あらゆる進化を遂げてきたアップルウォッチですが、デザインに関していえばあまり変わっていません。が、来年ついに変わる可能性があるようです。Appleの預言者とも言われるMing-ChiKuo氏が先日発表したところによれば、来年は、シリーズ7で「革新的な健康管理機能」と「改良されたフォームファクターデザイン」が期待できるといいます。最近のウェアラブルの傾向を考えれば、前者に関しては当然の流れのようにもいえますが、後者に関しては意外ともいえます。

歴代のアップルウォッチをシリーズ0からシリーズ6、ウォッチSEまで並べてみると、多くの人にとってどれがどれなのか区別しづらいように思えます。上の画像を見ると、どれも正方形で、同じところにサイドボタンが配置されているように見えますよね。でも、たとえばセルラーモデルのシリーズ3のデジタルクラウン上の赤色ドット、シリーズ4の大きさ(2mm大きめ)、シリーズ5の常時オンスクリーン、シリーズ6のカラー展開など、シリーズによって微妙なアップデートはたしかにありました。

ただ多くの場合、アップルウォッチの各シリーズ間にある大きな違いは中身に関するもの。デザインを維持するのにはそれなりの理由もあるようです。サプライチェーンを管理しやすいだけでなく、丸みを帯びたエッジのある正方形のスマートウォッチディスプレイはアイコニックで、同社によればアップルウォッチの売り上げの大部分は新規ユーザーであり、すなわち多くの人がこのデザインに飽きることなく親しめるということになります。さらに、既存ユーザーで新モデルにアップグレードする場合、同じ周辺機器やアクセサリを引き続き使うことができることにもなります。また同じデザインであることは、アプリ開発者にとっても利点があります。もし画面の形が変われば、新しい形状に準拠するようにアプリを再設計する必要が出てきます。

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一見同じように見えても、中身はちがう(この二つは別の年に生まれたモデル)
Photo: Victoria Song/Gizmodo

では、何故アップルはデザインを変えるべきなのか。アップルウォッチSEは10.4mmという薄さで、ほとんどのスマートウォッチよりもスリムです。このことは素晴らしいのですが、より強力なバッテリーを搭載することへの制約になったりもします。watchOS 7は初めてネイティブの睡眠追跡を導入しましたが、Fitbitなどの競合他社が提供する指標と比較すると非常に基本的な機能にとどまっています。Fitbit Senseの厚さは12.4mmで、おおよそ6日以上バッテリー寿命が持つとされています。その差は2mmですが、着用中に気になるほどの違いではないはずです。

また、正方形以外のかたち(クラシックでスタイリッシュな円形など)の選択肢があればもっと良いのに...!と思う人は少なくないのでは? 開発者にとっては複雑かもしれませんが、正方形ディスプレイへの不満の声は読者、同僚、友人たちからもよく耳にします。正方形というかたちにより、ストラップ部分が太すぎたり美しくなかったり。たとえば円形ディスプレイのSamsung Galaxy Watch 3は、アップルウォッチと同じような機能を装備しますが、見た目の美しさも評価できるのではないでしょうか。

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Photo: Victoria Song/Gizmodo

ただ、もっとも気になるのは、他社スマートウォッチがアップルウォッチのデザインを踏襲していること。デザインという観点だけで見れば、このガジェットは少し退屈になってしまっているともいえます。アップルが新しいことをしたら、それに従うという時流があるのはたしかです。アップルがシリーズ4のECG機能のFDA認可を取得し、他企業がそれに続いたことがあったのと同じように、アップルが新しいウェアラブルのハードウェア設計を考え出すことで、スマートウォッチカテゴリで切望されていたイノベーションを刺激する可能性も期待できます。Kuo氏のいう「改善されたフォームファクター設計」が具体的にどんなことを意味するのかは現時点で明らかではありませんが、単に物理サイドボタンがなくなる、とかではありませんように!

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