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Sunday, March 28, 2021

Ryzen+RTX 3060 Ti搭載! 静音性と高性能を両立したデスクトップPC「Silent-Master NEO」はゲームや仕事でも大活躍 (1/3) - ASCII.jp

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Ryzen 9 5900X搭載のミドルタワーモデル「Silent-Master NEO B550A」で実力チェック!

2021年03月29日 14時00分更新

文● 宮里圭介 編集●市川/ASCII

「Silent-Master NEO」

 静音と性能のバランスを高レベルで実現した、サイコムのデスクトップパソコン「Silent-Master NEO」シリーズ。前回は、Ryzen搭載のミドルタワーモデル「Silent-Master NEO B550A」を例に内部のパーツ構成からその静音性のヒミツを紹介してきたが、今回は、気になる性能についてチェックしていこう。

定番ベンチマークソフトで、
PCの基本性能とCPU性能をチェック

 試用したSilent-Master NEO B550Aは、標準構成からカスタマイズされ、大きくスペックアップしている点が特徴。CPUはハイエンドクラスのRyzen 9 5900X、メモリーは32GB、ビデオカードはGeForce RTX 3060 Ti搭載モデルへと変更されていた。前回も述べたが、サイコムではBTOメニューを豊富に用意しており、試用機のようなカスタマイズが可能だ。

前面

背面

標準スペック 試用機のスペック
CPU Ryzen 5 3600 Ryzen 9 5900X
CPUクーラー Noctua NH-U12S(CPUグリス NT-H1付属)
グラフィックス GeForce GTX 1660 SUPER GeForce RTX 3060
メモリー 8GB 32GB
ストレージ 480GB SSD
マザーボード ASRock B550 Steel Legend
PCケース CoolerMaster Silencio S600+前面ファン:「Noctua NF-A14 FLX」、背面ファン: 「Noctua NF-S12A FLX」
電源 CoolerMaster V650 Gold-V2 MPY-650V-AFBAG-JP (650W/80PLUS Gold)
OS Widnows 10 Home(64bit)

 パソコンのトータル性能は、定番となる「PCMark 10」でチェック。複数のテストを実行し、ブラウザーの利用やビデオ会議などの性能を見る「Essentials」、オフィスソフトなどの性能を見る「Productivity」、写真や動画編集などの性能を見る「Digital Content Creation」の3つのスコアで評価してくれるベンチマークソフトとなる。

「PCMark 10」のトータルスコアは7986とかなり高め。3つの項目もすべて10000を超えていた

 CPUが12コア/24スレッドのRyzen 9 5900Xということもあり、ベンチマークの結果はかなり高いものに。さらにGeForce RTX 3060 Tiの搭載で、グラフィック性能も押し上げられているため、当然ながらトータルのスコアも高いものとなっていた。これだけの性能があれば、どんな用途でも快適に使えることは間違いない。

 続いては、CPU性能チェックとして「CINEBENCH R23」を試してみよう。これはCGレンダリング速度からCPUの性能を測ってくれるベンチマークソフト。結果は独自スコアとなる「pts」という単位で、このスコアが高ければ高いほど高性能となる。

 CINEBENCH R23はグラフィックスやメモリー、ストレージの影響が小さいこと、また、マルチスレッド処理に向いているテストとなるため、CPUの最大性能をチェックするのに向いている。なお、テスト時間はデフォルトの10分間とした。

「CINEBENCH R23」の結果は、CPU(Multi Core)が20523pts、CPU(Single Core)が1598ptsと、非常に高いものとなっていた

 CPUの最大性能となるCPU(Multi Core)は20523ptsで、12コア/24スレッドというコア数の多さがよくわかる結果となった。参考までに過去のデータと比較してみると、8コア/16スレッドのRyzen 7 5800Xは15252ptsとなっていたので、約1.35倍も高速だ。ライバルのインテルとの比較では、10コア/20スレッドのCore i9-10900Kは14092ptsなので約1.46倍と、かなりのリードとなっていた。

 なお、シングルスレッド性能となるCPU(Single Core)のスコアも高く、Ryzen 9 5900Xが1598ptsというのに対し、Core i9-10900Kは1394ptsとなっており、シングルスレッドでもインテルに勝利していた。

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