今週は国際通貨基金(IMF)の会合や20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開催されるほか、中国景気や企業決算が悪化するとの見通しが確認される可能性が高い。
トレーダーは13日にイースター(復活祭)休暇から仕事に戻る準備をしているが、世界市場に対するリスクは抱えきれないほど多い。
アクシコープのチーフマーケットストラテジスト、スティーブン・イネス氏(バンコク在勤)はリポートで「私は悲観的な予想を変えていない」と指摘した。
多くの投資家は市場で投げ売りが止まるのは時期尚早との見方を示している。17日に発表される中国の1-3月(第1四半期)の国内総生産(GDP)は、新型コロナウイルスの影響で前年同期比6%減少したと予想されている。
IMFは春期会合を開き、世界経済見通し(WEO)を下方修正する見通しだ。投資家はIMFとG20が急速な資金流出に見舞われている 新興国を支援する措置を発表すると期待している。一方、アナリストは、ロックダウン(都市封鎖)によって多くの国で経済活動が事実上停止している欧州の企業決算を警戒している。
原題:
Risks Too Numerous to Bear as Traders Tip-Toe Back From Easter(抜粋)
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April 12, 2020 at 10:56PM
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イースター休暇明けのトレーダー警戒-今週待ち受ける多くのリスク - ブルームバーグ
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