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Thursday, June 4, 2020

山と溪谷社「山小屋エイド基金」、目標17倍を超える5100万円突破!現在、73軒の山小屋が賛同。より多くの山小屋に分配を目指す - PR TIMES

野口健氏(登山家)、四角友里(アウトドアスタイル・クリエイター)、夢枕獏(作家)、釈由美子氏(俳優)、藤巻亮太氏(ミュージシャン)、グッドモーニングアメリカ・たなしん氏(ベーシスト)らによる賛同、コレクターの皆さんからの応援、反響と並行して、参画を希望する山小屋も増えており、本日時点では73軒の山小屋が参加を表明しています(※山小屋・賛同人は、公式ページにて随時更新中)。

当初の目標金額・300万円の場合、山小屋1軒あたり約3.6万円の分配金でしたが、5,500万円を達成した場合、約67万円を分配することができます。参加山小屋は今後も増える見込みで、より多くの山小屋に分配金をお渡しできるよう、さらなるゴールを目指して進めてまいります。引き続き、応援よろしくお願いいたします。
 

  • 山小屋エイド基金発起人·山と溪谷社からのお礼メッセージ
目標金額300万円、まずは10万円の分配金を山小屋さんにお渡ししいたいと考えて山小屋エイド基金をスタートしました。その目標金額の300万円は初日に達成し、気がつけば、16日目で支援金額は5000万円を超えるまでに到達しました。支援金とともに寄せられるコレクターのみなさんのコメントに毎日目を通し本当に心が温まります。おそらく高齢の方でしょう、いまはもう山に登れなくなったけれども、若い時に登った山と、泊まった山小屋を思い出しわずかでも応援したい、というようなコメントもありました。私たちにとって、クラウドファンディングの仕組みを使った活動が今回はじめてですので、手探りでプロジェクトを進めている部分もあります。こうしたコレクターのみなさんの思いに触れるたびに、なぜか私たちまでもが励まされているかのようです。

一方で、日々、山小屋さんがご苦労されている声も届きます。この先登山者を迎えるにあたり、これまでとは異なる環境を整えなければならず、その準備がどうしても間に合わずにやむなく今シーズンの営業をあきらめたという知らせもありました。街中で営業する宿泊施設や店舗でもさまざまなコロナ対策が必要ですが、ましてや山の中にある山小屋ですので、そうした環境を整備するのは容易ではありません。なかには、分配金は、登山者が歩く登山道の整備と遭難対策に全額使います、と早々に表明された小屋もあります。まさに、これからは、登山者、山小屋、そしてこうした状況を伝える私たちメディアがともに安全で安心して山を楽しめる状況を築いていかなければならないと感じています。

今日現在で分配先となっている山小屋は73軒です。日々、全国各地の山小屋から、参加を希望する連絡が届きます。いまは各山小屋への分配金が100万円になることを目標に、引き続き支援の輪を広げていきたいと思っています。

  • 山小屋エイド基金とは

山や自然に関する書籍などを出して90年が経つ山と溪谷社は、これまで山にまつわるさまざまな取材やイベントを行ってきました。登山の自粛が続く中、宿泊場所、登山道の保守、避難場所としてお世話になっている山小屋を応援するため、当プロジェクトを立ち上げました。https://motion-gallery.net/projects/yamagoya-aid


▼みなさまからは支援を、山と溪谷社が山小屋のかわりにリターンを
集められた支援金は、ステッカーの製作費や決済手数料という最低限の費用を差し引いたすべてを分配金にあてます。山小屋の中には、インターネットが繋がらないところもあり、リターンを用意していただくのは大変なため、山と溪谷社の誌面利用や、小冊子制作をリターンとして提供します。

▼全国の山小屋に平等に分配
参加の条件は、「登山者の安全・安心を支える山小屋」だけにし、広く全国の山小屋を平等に応援します。支援金の使い途も山小屋のみなさまにお任せします。
 

  • 賛同人メッセージ(一例)

野口健氏(登山家):山小屋は登山者にとってかけがいのない存在。宿泊のみならず、遭難者がでれば山小屋の方がレスキューに駆けつけ、また避難所としての役割も担っている。宿泊せずともトイレの使用や昼食の提供などでお世話になった登山者の方も多いはず。山小屋によって登山者は守られています。今こそ山小屋に恩返ししよう!

四角友里氏(アウトドアスタイル・クリエイター):山小屋のおかげで叶えられた〝憧れ〟がたくさんあります。山小屋という存在を通し、紡がれてきた文化や歴史、山と私たちの物語が、これからも続きますように。改めて感謝するとともに、また遊びに行ける日を心待ちにしています。

夢枕獏(作家):私が山小屋に一番お世話になっていたのが、二〇代、三〇代の頃です。一時はそこで働いていたこともありました。当時はテントなど山の用具はまだまだ重く、体力のない私にとっては、山小屋の存在はまことにありがたいものでした。山小屋がなくなるということは、我々のような高齢者や体力のない者にとって、入ることのできる山が限られてしまうということです。安全な登山をするにあたって、緊急避難のできる山小屋があるということは、非常に心強い。ぜひ、ご協力をお願い致します。

釈由美子(俳優):新緑の息吹を感じるたびに、山への思慕が心の底から溢れてきます。山小屋の皆さま、いつも山の保全や管理にご尽力いただきありがとうございます。コロナ禍によって苦境に立つ山小屋への支援活動に心より賛同いたします。また近いうちに、登山者で賑わう山小屋へ訪れることを大変楽しみにしています。

藤巻亮太氏(ミュージシャン):自然と大地の恵みや厳しさに触れながら山歩きをした後、束の間の癒しと休みを提供してくれる山小屋。私にとってはそこでの時間は格別であり、普段は都会の喧騒にかまけて考えなかったことを思い、そして、どこか心の深いところで絡まっていたことが自然と整理されていくこともあります。それが曲作りの糧にもなりとても素晴らしい場所です。もちろん山小屋は多くの登山者にとっても休息と宿泊を提供し、そして緊急時の避難先としても登山には絶対に欠かせない場所です。そんな大切な空間が元に戻る日がくるように、そして多くの方がまた登山を楽しめる日がくることを祈りつつこのプロジェクトに賛同致します。

たなしん氏(ベーシスト):グッドモーニングアメリカのたなしんです!僕はミュージシャンなので、自粛が開けたとき、音楽を鳴らす場であるライブハウスがなくなっていたら本当に困ります。同じように山に登るときの憩いの場である山小屋がもしなくなっていたら、本当に悲しすぎます。いつもホッコリと癒しを提供してくれる山小屋、また山に戻った時に、いつものように営業していただけるように、僕もこのプロジェクトに参加します! 次、山に登れる時を気長に待っております!ファイヤー!

このほか、湊かなえさん(作家)、田中陽希 (プロアドベンチャーレーサー)らたくさんの方に賛同いただいており、随時、公式ページにてお知らせしております。
 

  • 富士見平小屋 相川竜比古氏よりメッセージ
富士見平小屋は奥秩父の瑞牆山と金峰山の分岐にある小さな山小屋です。現在はコロナの影響で登山道と駐車場が封鎖されており、先行きに不安もあります。営業再開は6月を予定していますが、感染症対策として、小屋宿泊人数の制限、アルコールでの清掃、トイレ掃除の徹底などを行っていきます。コロナ収束後も気は抜けません。山と溪谷社さんからこの取り組みを聞いた時に感銘を受けました。コロナの影響を受けているのは皆様も同じなのに、既にこんなにも支援してくれる方々がいることに感動しております。本当にありがとうございます!!富士見平小屋では集まった支援金全額を登山道整備とレスキューに使わせていただき、活動内容をHPとFacebookでご報告していきます。今まで以上に皆様が気持ちの良い山行ができるよう山小屋を存続していきます。山はみんなで創るものだと改めて感じることができ、やる気が溢れてきました。また皆様の笑顔に会えるの日を楽しみにしています。これからも、どうぞ宜しくお願いいたします。
富士見平小屋・大日小屋 代表 相川竜比古

  • 真砂沢ロッジ 坂本心平氏よりメッセージ
私どもの小屋があります立山・剱岳周辺も今回の新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受け、周辺の各山小屋も大きな課題を抱えながら夏山シーズンを迎えつつあります。真砂沢ロッジも状況の推移を見ながら営業の可否を判断していきたいと考えていますが、国内の新型コロナウイルス収束の時期もまだ何とも言えず、先が見えない状態です。ただ、営業ができるできないに関わらず今シーズンも入山し、感染症対策も行って営業再開に備えるとともに、登山道や小屋の整備を進め、山小屋としての責務を果たしたいと考えております。

この度クラウドファンディングという形で皆様からご支援を賜る機会を与えていただきました。すでに大きな反響をいただいている様子、応援して下さる皆様の温かいお気持ちに触れ、たいへんありがたく心強く思っております。今後とも皆様のご支援をいただけましたら幸いです。
真砂沢ロッジ 代表 坂本心平

  • コレクターの皆さんよりメッセージ
ー登山歴10年。 これからも山小屋無しの登山なんて想像もできない。 長い縦走路を幾度も安心して無事に歩き通せたのは山小屋あってこそだった。 どうか山小屋の未来に希望を。
ーいざというときに備え、助け合う山小屋の精神。その恩恵を受け続けてきた私たちが、それに報いるチャンスですね。基金の立ち上げありがとうございます。 
ー私達中高年は山小屋が無いと行けません。コロナが終息するまで、何とか 小屋を守って下さい。ほんの少しですが協力させて頂きます。
ー愛山家です。 登山道の整備や維持管理、山の環境保護など、山小屋の方々のご尽力にいつも感謝しております。 これからも感謝の気持ちで山に登り続けたいと思っています。 山小屋は登山になくてはならない場所。これまでもこれからも感謝の思いは忘れません!

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本プロジェクトは、「新型コロナウイルスに起因する損害を受けた施設支援プログラム( https://motion-gallery.net/blog/suportprogram)」を適用し、様々な文化を守りたいという共感の輪を広げてまいります。


MOTION GALLERYは、みんなの共感をパワーに、社会に新しい体験・価値観をもたらす創造的なプロジェクトを実現するクラウドファンディング・プラットフォームです。https://motion-gallery.net//
▼Podcast https://open.spotify.com/show/2ONUEdgbh7daB2x0 
▼note https://note.com/motiongallery
 

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June 04, 2020 at 01:43AM
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