政府が7日にも首都圏の1都3県に緊急事態宣言を出す方針のなか、都内のドラッグストアでは前回の緊急事態宣言の際に品薄になったマスクや消毒液について、今回は十分に供給体制が整っているとして冷静に対応してほしいと呼びかけています。
東京・渋谷のドラッグストアでは、去年4月7日に東京などに緊急事態宣言が出された際は、その前からマスクや消毒液それにハンドソープなどの衛生用品の品薄状態が続き、商品がようやく届いて店頭に並べてもすぐに売り切れていたということです。
しかし今回は混乱はなく、通常通りの客の入りだということです。
このドラッグストアによりますと、マスクや消毒液のほか、トイレットペーパーなどの紙製品についても在庫は十分にあり、メーカーからの入荷も通常どおりだということです。
「三千里薬品 宇田川店」の飯高宗久店長は「前回の緊急事態宣言の時は、マスクなどは1度入荷するとあっという間になくなっていたが、今のところ売れ行きに大きな変化はありません。トイレットペーパーも十分在庫がありますので、みなさん冷静に対応してほしい」と話していました。
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