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Wednesday, February 3, 2021

主役は今時コレクター 大阪で企画展 - 毎日新聞

コレクション部門に並ぶ(左から)石原梓と山田千尋の作品。作品収集時のエピソードも添えられ興味深い=大阪市西区で2021年1月、三輪晴美撮影

 アートコレクターといえば美術好きの富裕層というイメージだろうか。最近は20~30代のサラリーマンといった若い世代が増えているという。SNS(ネット交流サービス)で情報収集でき、作品へのアプローチが容易というのも理由のひとつだ。

 コレクターが主役の展覧会が、大阪市西区のTEZUKAYAMA GALLERYで開かれている。「Collectors′ Collective」は過去3回、東京のギャラリーで開催されて評判を呼び、今回、大阪で初の開催となった。

 西日本在住のコレクター3人がコレクションを披露すると同時に、彼らが注目する作家の新作が並ぶ。出品作家は飯田美穂、石原梓、出口雄樹、岡田佑里奈、黒宮菜菜ら計14人で、関西にゆかりがある気鋭の若手が中心。数万円の小品が多く、いずれも購入可能だ。作品は一つの部屋にずらりと並ぶが、展示の巧みさに加え、コレクターの嗜好(しこう)が明確で、作品同士がそれぞれの世界を侵すことはない。

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