米Epic Games(以下、Epic)は2月17日(現地時間)、米Appleが独占禁止法に違反しているとして同社を欧州連合(EU)で提訴した。
AppleがiOS向けアプリストア「App Store」の支配的地位を利用して、公正な競争を阻んでいるとEpicは主張。同社はすでに米国とオーストラリア、英国で訴訟を進めている。
2020年8月にAppleが、Epicの人気ゲーム「Fortnite」(フォートナイト)をApp Storeから削除したことが問題のきっかけ。当時、Epicは各社スマートフォンOS公式のアプリストアを介さずにユーザーが同社へ直接支払いできるオプションを提供した。これをユーザーが利用するとアプリストア提供側へ手数料が渡らない分、ゲーム内アイテムを安く買えるというものだった。
AppleはEpicの行為をガイドライン違反として削除対応。米Googleもこれに続き、Android向けアプリストア「Google Play ストア」から削除した。
Epicのティム・スウィーニーCEOはEUでの提訴に際し「消費者は自分で選んだソースからアプリをインストールする権利を持ち、開発者は公正な市場で競争する権利を持っている」とした上で、App Storeのガイドラインについて「iOSプラットフォームを使わせる上で誰をどんな条件で許可するのか、Appleが完全な裁量を持っているのは開発者にとって悪いことだ」と批判する声明を発表した。
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