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Friday, February 18, 2022

“昭和のキャバレー王”が集めた名画の数々 企画展「コレクター福富太郎の眼」 【高知】 - www.fnn.jp

県立美術館で開催中の「昭和のキャバレー王」が集めた名画が楽しめる企画展の話題です。きょうは無名の画家たちによる“名画”に迫ります。

県立美術館で開かれている企画展では東京都出身の実業家・福富太郎さんが生前に集めた絵画80点が展示されています。

福富さんは高度経済成長期に全国にキャバレーを展開し「昭和のキャバレー王」の異名で知られましたが、日本近代美術の収集家の一面も持っていました。

企画展監修者・美術史家
山下 裕二さん
「本当に自分の目で選んで買っている人。有名な画家の作品だからではなく、多くは一般の方はご存じないような画家の作品」

芝居の合間の華やかなひと時を描いた屏風「幕間」もその一つです。描いたのは大正時代に活躍し38歳の若さでこの世を去った画家・池田輝方です。

阿波踊りの様子を描いたと言われるこちらの屏風絵。作者は画家の松浦舞雪という人物です。

学芸員・中谷 有里さん
「実はこの絵、作者のことがほとんど分かっていません。亡くなった年も分かっていなくて、こういった絵を持っていたことがまさに福富さんのコレクター魂の象徴と言える」

福富さんの審美眼が光る企画展は県立美術館で3月21日まで開かれています。

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