フリードは、家族が1年の大半を過ごすマイアミを訪れ、この街で配管関係の備品や素材を購入。マスターベッドルームにレイアウトしたサイドテーブルと照明、それからヴィンテージ家具の多くもここで見つけた。
インディア・マダヴィやリンゼイ・アデルマン、エリック・シュミットといった現代のデザイナーたちによるアイテムが目を引く室内だが、どの部屋にも1点はすばらしいヴィンテージ家具が置かれている。リビングでは、このほかにもブルーのラッカーで仕上げた「ジ・インヴィジブル・コレクション」のデスクとカスタムメイドの家具が強い存在感を放つ。
「どのプロジェクトにも、独特のスタイルがあります。私が一番好きなのは、クライアントについて学ぶプロセス。そこで、彼らが何を目指しているのかを知るんです」とフリード。「今回は話し合いを進めるうちに、ニュートラルなカラーにアクセントカラーを加える方向性が見えてきたので、パンプキンやグリーンといったレトロなカラーを使うことにしました。マスターベッドルームのファブリックは、ライムグリーンに明るい黄緑色を合わせました。何かおもしろい要素を投入したり、クライアントがイメージしているものを取り入れたりすることは、重要なポイントです」
写真 穏やかな空気が流れるマスターベッドルームに配置されているのは、モヘア生地を用いたカスタムメイドのベッド。サイドテーブルと照明は、マイアミのヴィンテージショップで購入。
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