10月3日には,同社の公式YouTubeチャンネルで特別番組「スティーブ/アレックスのつかいかた」が配信され,ディレクターの桜井政博氏によって説明が行われた。
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※開発版の仕様となっており,製品版と異なっている場合があります※画像は配信映像をキャプチャしたものです
「Minecraft」と「スマブラ」が見事に融合!
ブロックで作られたキャラクターは,スティックの上下で空を見上げたり,ステーキを食べたり,お辞儀をしたりなど,「Minecraft」と同様,コミカルな動きを見せる。キャラクターの特徴としては,ジャンプが非常に低いことが挙げられるだろう。一度のジャンプで足場にすら届かないなど,ほかのキャラクターの小ジャンプよりもさらに低い。
カラーバリエーションは「Minecraft」のコスチューム変更と同じで,デフォルト以外2パターンがあり,スティーブとアレックスで合計6種類だ。7Pカラーはゾンビ,8Pカラーはエンダーマンとなっている。
通常技は剣を使った弱攻撃,スマッシュ,空中攻撃で,ボタンの長押しで剣を振り続けながら移動することも可能だ。横スマッシュはなぎ払い攻撃で,崖からの攻撃や,起き上がり攻撃でも剣を使用する。
上方向の攻撃では斧を使用し,剣と同じくボタンの長押しで連続使用が可能だ。また,ダッシュ攻撃や,空中での前後攻撃にはツルハシを使用する。ダッシュ攻撃はなぎ払いと同様,踏み込んで距離を稼ぐため,リーチの短さをカバーしてくれる。
空中攻撃のツルハシは前攻撃にメテオ効果があり,後ろ攻撃では威力,ふっとばし力が強いので,うまく使い分けたい。なお,地上での剣攻撃中にジャンプした場合,そのまま剣を振り続けるので,間隔を置くか,ジャンプ後に攻撃ボタンを押すことになる。
武器や道具には耐久度があり,使いすぎると壊れて素手攻撃になる。各アイテムごとに耐久度が設定されているため,剣が壊れても,例えば上攻撃の斧やツルハシが壊れていなければ,通常の攻撃方法で対処できる。壊れた武器はクラフトを行うことで再度使用可能になるが,これについては後述する。
武器を使わない攻撃方法として,下強攻撃で火打ち石と打ち金を使い,その場に火の塊を生み出すというものがある。判定は長めなので,相手の突進を止めたり飛び道具を防いだり,崖際で使用したりすると,相手の復帰阻止にも有効だ。
上スマッシュ攻撃では,自分の上にマグマブロックを生成できる。出現時間が長く対空に有効だが,スキが大きいので注意が必要だ。戦場の床をすり抜けてその上にも設置できるので,床上の相手の牽制もできる。
下スマッシュ攻撃の溶岩バケツは,自分の左右の地面の溶岩をばら撒くというもの。判定時間が長く,ふっとばしが低いことが特徴で,復帰判定の低いキャラクターに対しては,かなり有効な攻撃になる。
下空中攻撃の金床は,非常に強力な落下攻撃だ。こちらは金床とキャラクターの判定が異なるので,落下中に降りて別の行動ができる。
つかみ攻撃は釣り竿で,範囲が広く,多少の段差があってもつかめる。相手を近くまで引き寄せて柵に押し込めて拘束するというもので,後ろ投げの際にも,この釣り竿を使って相手を後方に投げ飛ばせる。
前投げと上投げは,ピストンを使ったふっとばし攻撃で,フィニッシュ力が大きいことが特徴だ。下投げは,金床を生成して相手を押しつぶすというもの。ただし,金床を生成できるだけの素材がないと使えない。
採掘やクラフトなど
「Minecraft」の要素を「スマブラ」で再現!
必殺ワザは,「Minecraft」ならではのオリジナリティあふれる仕様になっている。地上での通常の必殺ワザでは採掘を行い,目の前にある地面や壁を掘って素材を手に入れる。どのような素材が入手できるかは掘る場所によって変化し,土,木,石,鉄と,それぞれの場所で掘るスピードも変わってくる。なお,戦場化,終点化ステージでは地形に関わらず,出現素材は一定になるという。
素材は一杯になると捨ててしまうので,ある程度たまってきたら,積極的にアイテム生成を行ったほうがいいだろう。スタート地点には必ず作業台が出現しているので,その作業台の前で必殺ワザを使用すると,持っている素材からアイテムを生成し,もし手持ちのアイテムが壊れていない場合は,耐久度が回復する。アイテムは,手持ちの素材の中でもっとも有効な道具が自動的に生成され,さらに,1つの素材ですべての道具が同時に作られる。例えば,タイヤモンドの剣が作られると同時に,ダイヤモンドのツルハシも手に入るという感じだ。
ちなみに,作業台は自分や敵の攻撃で破壊されてしまうが,すぐに復活し,シールド中に必殺ワザボタンを使うことで自分の近くに作業台を呼び出せる。また,同じキャラクターと対戦している際には,相手の作業台も使用可能になる。
空中でスティックを倒さずに通常必殺ワザを使うと,ブロックを生成する。こちらはアイテムの生成とは反対に,手に入りやすい素材から自動的に消費してくれる。また,必殺ワザボタンを長押ししながら移動すると連続生成を行い,その高さで左右に移動可能になる。ただし,ブロックは乗っているとすぐに壊れ,自分や相手の攻撃でも壊れてしまう。ブロックの耐久度は,素材によって異なるという。
また,画面外での生成には制限があり,左右上下,所定の場所より先は設置できなくなる。ブロックの端にピンクのラインが表示されるので,それが目安だ。画面外に近い場所ほど,ブロックが壊れるのが早い。
自分の手持ちの素材については,キャラクターの蓄積ダメージの上に素材ゲージが表示されるという仕組みだ。入手した素材が比率によって表示されるので,これを参考にしよう。
横必殺ワザでは,トロッコが登場する。トロッコ生成には鉄が必要で,レールを敷くには鉄以外の素材も必要になる。鉄と金,そしてレッドストーンで作れる加速レールを使えば,スピードが上がって,威力がかなり大きくなる。
トロッコからはいつでもジャンプで降りることができ,空のトロッコを相手にぶつければ,トロッコに拘束できる。崖際で拘束すれば,そのままトロッコごと落下させることも可能だ。
上必殺ワザでは,エリトラを使用して空中浮遊ができる。ロケット花火で垂直に飛んだあとエリトラを展開して滑空する仕様で,空中で機首の上げ下げも可能なうえ,点火のときには攻撃判定もあるという。
下必殺ワザはTNT火薬だ。「Minecraft」では素材として火薬が必要になるが,本作では土や石などを使用して生成される。爆発ダメージはかなり強力で,自分も爆発に巻き込まれる可能性もある。攻撃など,刺激を与えることで爆発するが,レッドストーンを持っていれば導線を設置して,重量感知板を使った遠隔起爆もできる。
最後の切り札は,トラップルームだ。これは,巨大なピストンを呼び出して相手をトラップルームの中へふっとばすと,中にいるクリーパーが大爆発するという豪快でユニークなもの。ちなみに,トラップルームに閉じ込められるのは1体だけだが,巨大ピストンのふっとばし攻撃はピストンの射程範囲のすべてに加えられるので,できるだけ多くの敵を巻き込むようにしたい。
そのほか,ジャストシールドで盾を構えたり,眠り攻撃を食らった際にベッドが出現したり,吸い込んだカービィーがサンドボックスキャラに変化したりなど,細かいギミックが多数用意されている。
新ステージのマインクラフトワールドは,草原,シラカバの森,サバンナ,タイガ,雪のツンドラ,石の海岸の6つのステージがランダムに出現するというものだ。
それぞれのステージで,キャラクターが移動できる特定の場所に採掘ポイントが配置されており,素材が採掘が可能になっている。採掘ポイントは,どのステージでも常に同じで違いはない。なお,戦場化,終点化は草原に固定されているとのこと。
続いて,追加予定のMiiコスチュームが紹介された。「Minecraft」からはクリーパーとブタとダイヤそうびが,「ドルアーガの塔」からはギルが,「ボンバーマン」からはボンバーマンが,「ノーモア★ヒーローズ」からトラヴィスが登場することが明らかになった。こちらも10月14日に配信される予定だ。
さらに,アミーボの新商品として「バンジョー&カズーイ」「ファイアーエムブレム風花雪月」のベレト,「餓狼伝説」のテリー・ボガードが2021年に登場するという。
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