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JAXAの探査機「はやぶさ2」は、小惑星の“かけら”が入ったとみられるカプセルを分離することに成功し、およそ52億kmに及んだ探査の旅に一区切りがついた。
はやぶさ2は、5日午後2時半ごろ、小惑星リュウグウの砂などが入ったとみられるカプセルの分離に成功し、地球に向けて投下した。
はやぶさ2は、2014年に打ち上げられ、これまでに小惑星リュウグウに2度の着地に成功するなど、数々のミッションを成し遂げ、2019年11月、地球帰還の途についていた。
JAXA宇宙科学研究所・久保田孝研究総主幹「無事に分離できましたので、あとはオーストラリア・ウーメラのチームが回収するのを祈っている。完璧なミッションだったと思います」
投下されたカプセルは、6日午前2時半ごろ、地球の大気圏に突入し、その後、オーストラリア南部の砂漠地帯に着陸する予定。
今回の歴史的な瞬間を見届けようと、パブリックビューイングに訪れた人からは「成功したから、すごくうれしいです。カプセルが戻ってきてくれるかなって、すごくどきどきしてます」、「持ってきた石がどういうふうになっていくか、楽しみで楽しみでたまらないです」などの声が聞かれた。
およそ52億kmに及んだ探査の旅も、これで一区切り。
「はやぶさ2」は、次の目的地「1998KY26」と呼ばれる、小惑星の探査に向かう予定。
生命の起源に迫る挑戦は、まだまだ続く。
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