Pages

Friday, March 18, 2022

「オールドノリタケ」華麗な250点 国内屈指のコレクターが出展 兵庫陶芸美術館 | おでかけトピック | 兵庫おでかけプラス - 神戸新聞NEXT

EVENT

「オールドノリタケ」華麗な250点 国内屈指のコレクターが出展 兵庫陶芸美術館

ツイート facebook シェア Google Plus

更新日:2022年03月19日

  • オールドノリタケの多彩な器が並ぶ会場=兵庫陶芸美術館

  • 「色絵モールドグリフィン型セロリディッシュセット」(1918~41年ごろ、若林コレクション)

  • 「若林コレクション」のカップや皿=兵庫陶芸美術館

  • 「色絵金彩婦人文蓋物」(1920~31年ごろ、若林コレクション)=兵庫陶芸美術館提供

 「オールドノリタケ」と呼ばれるアンティークの陶磁器をテーマにした企画展「オールドノリタケ×若林コレクション」(神戸新聞社など主催)が19日、兵庫陶芸美術館(兵庫県丹波篠山市今田町上立杭)で開幕する。関西在住で国内屈指のコレクター若林経子さん(81)が所蔵する花器や食器、デザイン画など約250点を出展。多彩な技法や華麗な装飾の数々を見比べられる。(堀井正純)

 オールドノリタケは、名古屋市の陶磁器メーカー「ノリタケカンパニーリミテド」の前身、「森村組」と「日本陶器」が明治中期から第2次世界大戦期に販売した輸出用の洋風焼き物。米国人のニーズに応えるため、主に米国で作られた図案・図面を基に日本の職人が制作した。
 会場では、作品を「モチーフ」「技法」「様式」「用途」の4章構成で紹介。アールヌーボーやアールデコといった時代ごとの流行を取り入れ、「金盛」「エッチング」など多彩な技法を駆使した装飾が光る。約30年かけて収集した若林さんは「調べ、集めるほど、その多様性にはまった」とほほ笑む。
 同館の萩原英子学芸員は「図面から器を仕上げた職人たちの技術力を見てほしい」とPRしている。5月29日まで。原則月曜休館。午前10時~午後6時。一般1200円ほか。同館TEL079・597・3961

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 「オールドノリタケ」華麗な250点 国内屈指のコレクターが出展 兵庫陶芸美術館 | おでかけトピック | 兵庫おでかけプラス - 神戸新聞NEXT )
https://ift.tt/7PeXG3c

No comments:

Post a Comment