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Tuesday, October 18, 2022

騙す者、見抜く者 壮絶なバトルの欧州最前線 贋作者も独占取材「贋作の誘惑 ニセモノVS. テクノロジー」BS… - 読売新聞社

番組タイトル:贋作(がんさく)の誘惑 ニセモノVS. テクノロジー
放送日時:BSプレミアム、BS4K 2022年10月29日(土)22:30~23:59

高価な美術品が飛び交う華やかなアートシーン。その裏で、マーケットには贋作(がんさく)があふれています。ニセモノを暴こうと飛躍的な進化を遂げる鑑定テクノロジー。一方、さまざまなテクニックを駆使して鑑定を欺く贋作者。そんな贋作事件の最前線をヨーロッパで追います。

今回、史上トップクラスといわれる贋作者を独占取材しました。驚きのテクニックと哲学を披露します。世界の美術館、コレクターを惑わす「贋作の誘惑」が突きつけるのは根源的な問いです・・・。ニセモノとは?ホンモノとは?そして、アートとは一体、何なのか?

◆世界のアート界を震撼させた「ルフィニ贋作事件」とは

リヒテンシュタイン侯爵コレクション ヨハン・クレフトナーさん (C)LIECHTENSTEIN The Princely Collections

パリのルーブル美術館やニューヨークのメトロポリタン美術館、ロンドンのナショナル・ギャラリーなど世界を代表する美術館やコレクターを巻き込んだ巨大贋作事件です。今なお多くの謎を秘めた事件の発端は一枚の「ビーナス」の肖像でした。

数々の「贋作」の出どころとされるイタリアの自称「コレクター」ルフィニ本人は何を語るのでしょうか?当事者たちの証言から事件に光を当てます。

◆伝説の贋作師は、なぜ贋作を描くのか?

「贋作を描く上で大切なのは、画家の空白を見つけることだ。」

そう語るのは史上トップクラスの贋作師、ウォルフガング・ベルトラッキ氏。贋作師が駆使する驚異のテクニックの数々・・・。そして、今なお絵筆を取り続ける驚きの理由とは?

◆贋作を暴く最新鑑定テクノロジー

科学鑑定士 ニコラス・イーストー氏

蛍光X線調査から放射性炭素14測定、人工知能AIによる鑑定まで、ヨーロッパで進化を遂げる鑑定テクノロジーの最前線を取材しました。ベルトラッキの贋作はなぜ見破られたのでしょうか?そしていつの日か、贋作がマーケットから駆逐される日は来るのでしょうか?

◆「ホンモノ」であることに価値はあるのか?

レオナルド・ダ・ヴィンチ最後の一枚とされる「サルバトール・ムンディ」。常に来歴に疑問の声が絶えないにも関わらず、史上最高額500億円で落札され、注目を集めました。アートの価値は「ホンモノ」であることにあるのでしょうか?あるは「値札」にあるのでしょうか?そこに浮かび上がるのは根源的な問いです・・・。「アートとは一体なんなのか?」

番組の案内役(ナレーション)は声優の小山茉美さんです。

(美術展ナビ編集班)

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