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Saturday, May 27, 2023

【アーカイブ 日本人の足跡】コレクター・美術評論家… 福島繁太郎 ... - 産経ニュース

パリに咲いた画才⑥

※2001年3月9日 産経新聞掲載。敬称略

誰より繊細に美術品を吟味

1910、20年代のパリは、外国人画家が活躍した時代だった。「エコール・ド・パリ」と呼ばれたその時代に、花の都で名を成したのはピカソ(スペイン)、モディリアーニ(イタリア)、シャガール(ロシア)、それに日本の藤田嗣治らである。

新たな流れ、みずみずしい命が生まれたのは画家の世界にとどまらなかった。第1次世界大戦(1914-18)や29年に起きた世界恐慌で、パリで活動する美術コレクターたちも入れ替わり、2人の日本人が颯爽と登場したのである。

ヴァンドーム広場に面した、ホテル・リッツ。薩摩治郎八、福島繁太郎など日本人の大金持ちにも縁の深かったパリ最高級ホテルだ=2000年9月、パリ(酒巻俊介撮影)

福島繁太郎(1895-1960)と薩摩治郎八(1901-76)。

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