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Saturday, March 14, 2020

1970年万博から50年 コレクターの白井さん「ワクワク忘れられない」(産経新聞) - Yahoo!ニュース

 1970(昭和45)年に日本で初めて開催された大阪万博から50年。15歳で万博を体験して以来、関連グッズ収集をライフワークにしてきた大阪府池田市の万博グッズコレクター、白井達郎さん(65)は5年後の2025年大阪・関西万博を控え、「あのワクワク感を、人生で2度も体験できることは感慨深い」と話す。

 池田市の住宅街の一角でひときわ存在感を放つ白井邸。1階の玄関前に取り付けられた青い枠のガラスはかつてのパビリオン「ウルグアイ館」の一部だ。

 半世紀かけて集めた「太陽の塔」のミニチュアやポスター、女性スタッフの制服などのコレクションは計1万点以上に達した。ウルグアイ館は平成12年ごろ、兵庫県内のラーメン店として利用されているのを発見、解体時に店主から譲り受けた一部を玄関前に展示する。今も関連グッズの引き取りの依頼は絶えず、「原則、全てを買い取っている」という。

 土日限定で開放してきた自宅併設の「万博ミュージアム」は、グッズが増えすぎて一般観覧が難しくなったため、現在は閉鎖中。収集品の一部は、昨年末から大阪府吹田市の万博記念公園内の施設で展示している。

 白井さんは「カタログのある切手や硬貨と違い、万博グッズは全容が誰にもわからない。いまだ見たことのない掘り出し物がみつかるのが終わりのない面白み」と収集の醍(だい)醐(ご)味(み)を説く。

 1970年大阪万博は、高校入学前の3月14日に開会式が行われ、15日に開幕。パビリオン、外国人、大画面の映像…と、すべてが今まで見たことがなかったもので「会場全体がタイムマシンで行く近未来のような世界」と、魅了された。高校1年の夏休み期間中は会場内の飲食店でアルバイトし、空き時間を使って約100カ所のパビリオン全てに足を運んだ。

 白井さんにとって特に印象的だったのは、「三菱未来館」。360度を視界に映し出す迫力ある映像には、気象をコントロールして海底都市に住む-という50年後の未来が表現されていたという。「今がまさにその50年後だから、不思議な感じがする。携帯電話のように実現したものもあれば、まだ実現していない技術もあるが、当時の高揚感は忘れられない。人生を変えるようなインパクトがあった」と振り返る。

 5年後には、大阪・関西万博の開幕が迫る。白井さんは、万博の魅力は「一生かけても回ることができない世界の国々と触れ合えること」とし、「今はバーチャルに世界を巡れる時代だからこそ、リアルさや臨場感の持つ素晴らしさがより強く感じられるのではないか」と指摘。5年後の万博には「新しい世界を体験できる、あの『ワクワク感』を次世代の子供たちにも感じてもらいたい」と期待をこめた。

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